チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

Sym.5: Mengelberg / Concertgebouw.o ('28)+wagner

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK2012
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

チャイコフスキー:交響曲第5番、チャイコフスキー:ワルツ(弦楽セレナーデより)、ワーグナー:タンホイザ−序曲
ヴィレム・メンゲルベルク(指)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
順に1928、1928、1938年の録音。楽器の質感、オケの立体感など、年代を考えると恐ろしいほどのリアリティ。SPの音というものがこれほどのものとは改めて驚きました。メンゲルベルクならではのポルタメントも美しく再生しながらフォルテの迫力も大胆にクリアー。メンゲルベルクの凄さに感激。決定的復刻盤の登場でございます。

CDは国内プレスとなります。

収録曲   

  • 01. Symphony no 5 in E minor, Op. 64
  • 02. Symphony no 5 in E minor, Op. 64
  • 03. Symphony no 5 in E minor, Op. 64
  • 04. Symphony no 5 in E minor, Op. 64
  • 05. Serenade for Strings in C major, Op. 48: 2nd movement, Waltz
  • 06. Tannhauser: Overture

総合評価

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何という表現力!メンゲルベルクの凄み全開!身...

投稿日:2011/08/13 (土)

何という表現力!メンゲルベルクの凄み全開!身も心も蕩けてしまいそうなポルタメントや、彼方へと誘うようなルバートから、泣く子も黙る怒涛の追い込みまで、チャイコフスキーがスコアに書ききれなかった想いまでも音にするかの如き演奏だ。まさに大胆にして繊細。弦楽器一つ取ってみても、艶やかなレガートから切り裂くようなアクセントまで、その音色の変化は目を見張るほどだし、弾むようなピチカートや地鳴りのようなコントラバスなども、優秀な復刻も相俟って抜群の存在感を見せ付ける。強奏時における金管やティンパニなど、舞台から迫り出して襟首を掴みにくるような恐ろしさだし、木管も埋没せずにくっきりと浮き出てくる。オケのバランスの絶妙さといい表現力といい、かのムラヴィンスキーも青ざめるのではないかとさえ思えるほど。もっとも、SP復刻のためサーフェスノイズやバチノイズは結構大きい。だが、過剰なノイズリダクションによって痩せきった音の復刻盤が跋扈する中、ノイズを敢えて残してもなお音楽そのものの情報量を完璧に引き出すことに重きを置いた安原暉善氏の復刻はさすが(因みに筆者はノー・ノイズ・テクノロジーが大嫌い!あのような金属的に変貌した音のほうが、寧ろノイジーである)。1928年の録音にこれほどの奥行感や残響成分が含まれているものかと、思わず唸る。と同時に、メジャーレーベルに蔓延る安易なリマスタリングが、如何に音楽の中枢的魅力を蔑ろにしているかということに、強い憤りを覚える。願わくは、歴史的遺産ともいうべき音源が改竄されることなく復刻されることを切望したい。オーパス蔵は、そんな想いをカタチにする、数少ない優秀なレーベルといえよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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このCDは復刻に成功しています。SP盤本...

投稿日:2009/05/08 (金)

このCDは復刻に成功しています。SP盤本来の音質の味わいをよく伝えていると思います。メンゲルベルクの指揮は歌心にあふれ、艶っぽく、豊潤で 力強く、当時のコンセルトヘボウ管弦楽団が最高レベルであったことも聴いてよくわかります。 Sym.5番はベルリン・フィルを指揮したものも名演 でしたが、コンセルトヘボウを指揮した録音の方に強く魅力を感じます。 弦楽セレナードとタンホイザー序曲も旋律を色濃く歌わせ、テンポの変化も 効果的で感動します。特に演奏内容重視の方には鑑賞をおすすめします。

WE555 さん | 愛知県 | 不明

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ベルリンフィルとの5番も持っていますが、...

投稿日:2007/07/01 (日)

ベルリンフィルとの5番も持っていますが、こちらの方が遥かに素晴らしいです。この演奏、テルデックの輸入盤で聴き続けていましたが、演奏が生まれ変わったよう。冗長な5番に演奏カットをメンゲルベルクは施していますが、このお陰で、退屈感もありません。4,5番共に、メンゲルベルクが最高であること間違いありません。この演奏が不満でしたら、それはこの曲がそういうものだからでしょう。

鉄 さん | 名古屋 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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