SACD Import

Symphony No, 6, : Kitayenko / Cologne Gurzenich Orchestra

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OC666
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

Tchaikovsky: Symphony No. 6 "Pathetique"
Gurzenich Orchestra Cologne / Dmitri Kitayenko, conductor

Recorded: 01/2010
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
Recording Producer, Editing, Surround Mix, Mastering: Jens Schunemann
Balance Engineer: Christian Feldgen
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas

After release of the “Manfred” Symphony, which opened the Cologne orchestra’s Tchaikovsky cycle, the Gurzenich Orchestra Cologne under Dmitri Kitayenko now takes on Peter Tchaikovsky’s most popular symphony, the mirror refl ection of his troubled soul: the “Pathetique”. Kitayenko’s competence as a conductor of Tchaikovsky is undisputed; the conductor, who trained in his home city of St. Petersburg as well as in Moscow with Leo Ginzburg and in Vienna with Hans Svarovsky, was appointed honorary conductor of the Gurzenich Orchestra in March 2009. ( OEHMS )

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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重量感、迫力もあり私ごのみの盤ではありま...

投稿日:2012/11/03 (土)

重量感、迫力もあり私ごのみの盤ではありますが第2楽章、第3楽章はやや不満です。最高点を付けるには躊躇します。第2楽章はやや引き摺り気味な感じがします。好みとしては、もう少し軽快であって欲しい。第3楽章は遅い演奏ということもあってか推進力が不足。迫力は充分であるが切れ味が無い。1番、マンフレッド、5番はすばらしい演奏でもんくなしでしたので残念な思いです。キタエンコはショスタコーヴィッチの全集を聴いてから注目しています。今後リリースされる盤も楽しみにしています。

つややかかご飯 さん | 新潟県 | 不明

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キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽...

投稿日:2011/05/05 (木)

キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団によるチャイコフスキーの交響曲チクルスの第2弾の登場だ。第1弾のマンフレッド交響曲も名演であったが、本盤の悲愴も素晴らしい名演と高く評価したい。旧ソヴィエト連邦の時代から現在に至るまで、数多くの世界的なロシア人指揮者が活躍してきたが、いずれの指揮者も、祖国の大作曲家チャイコフスキーを深く崇敬し、チャイコフスキーの交響曲を数多く演奏・録音してきた。ムラヴィンスキーを筆頭として、コンドラシン、スヴェトラーノフ、ロジェストヴェンスキー、フェドセーエフ等々、そして現代のヤンソンスやゲルギエフ、プレトニョフなどに至るまで、いずれもチャイコフスキーの交響曲を数多く演奏・録音してきている。そして、ここからは私見であるが、かつての旧ソヴィエト連邦時代に活躍した指揮者による演奏は、ムラヴィンスキーは別格として、どちらかと言うと、ロシア風の民族色を強調したあくの強い演奏が多かったように考えている。当時の旧ソヴィエト連邦時代のオーケストラにおける金管楽器などのヴィブラートを利かせた奏法などに独特の特色があったことも、そうした演奏の性格に一役を買っていたのかもしれない。ところが、近年では、ゲルギエフにはややあくの強さの残滓が見られなくもないが、ヤンソンスやプレトニョフなどは、かなり洗練された演奏を行ってきているように思われる。キタエンコも、かつてのモスクワ・フィルの音楽監督時代はかなりあくの強い演奏を行っていたが、ドイツに拠点を移し、フランクフルト放送交響楽団やケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団などを指揮するようになってから、その演奏も随分と洗練されてきたように思われる。前回のマンフレッド交響曲もそうであったが、本盤の悲愴でも、キタエンコは楽曲を精緻に描き出していくという純音楽的なアプローチを施しており、全体的には従来よりは比較的洗練された装いが支配していると言える。もっとも、テンポはややゆったりとしたものとなっており、スケールは雄渾の極み。そして、ここぞと言う時のトゥッティにおけるパワフルな演奏(特に、第1楽章中間部、第3楽章、終楽章の終結部)は、いかにもロシアの悠久の大地を感じさせるような壮大な迫力を誇っており、ドイツに拠点を移してもキタエンコに今なお息づくロシア人としての熱き魂を感じることが可能だ。第1楽章の第2主題や第2楽章などにおける心を込め抜いたロシア風のメランコリックな抒情の表現にもいささかの不足もなく、終楽章の遅めのテンポによる彫の深い慟哭の表現は濃厚の極みであり実に感動的だ。また、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の重心の低いドイツ風の重厚なサウンドも、本演奏に奥行きと深みを与えている点を忘れてはならない。さらに素晴らしいのは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の鮮明な高音質録音であり、本盤の価値を高めるのに大きく貢献していると言える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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