チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD 輸入盤

【中古:盤質AB】 ピアノ協奏曲第1番、第2番 マツーエフ、ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管

チャイコフスキー(1840-1893)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
SACD(ハイブリッド)
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
MAR0548
レーベル
Russia
フォーマット
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

若き日のギレリスを彷彿させる鋼鉄のピアニズム。
ピアノ最高、指揮者も最高、オケも最高。
三拍子揃った超充実の演奏


今、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を最もエキサイティングに演奏するピアニストは、間違いなくマツーエフでしょう。実演はもとより、テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルとの2006年のCDや、2007年シャンゼリゼ劇場のライヴDVDも衝撃的な爆演でしたが、それをも凌駕するとてつもない最新録音が登場します。
 今回はゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団との共演。マツーエフはゲルギエフのお気に入りで、これまでもラフマニノフやショスタコーヴィチの協奏曲で決定盤を制作してきましたが、待望のチャイコフスキーは1番のみならず2番も収録というのが嬉しい限り。最近ロシア系ピアニストの録音が増えてきている2番は原典版のうえ、カットされることの多い第1楽章中間部のオーケストラのみの長い総奏も完全に再現。まさにゲルギエフの独壇場で、交響曲第4番や歌劇『エフゲニ・オネーギン』と共通するチャイコフスキーならではの世界をたっぷり堪能できます。
 マツーエフは鋼鉄のタッチと正確無比な技巧が、若き日のギレリスを彷彿させます。目の眩むような超絶技巧に加え、甘さや感傷性のみじんもない骨太で力強い音楽性が魅力。ゲルギエフの指揮ともども久々に男っぽいチャイコフスキー演奏の出現となりました。
 ゲルギエフの指揮は重心の低い堂々たるものながら、絶妙なバランス感覚で、強音の総奏部分でも独奏部が明瞭に聴こえ、それが全く自然なのが天才的。2番の第2楽章で延々と歌われるヴァイオリン・ソロの切ない美しさも絶品。ロシア色たっぷりの演奏で、この部分だけでも宝物にしたくなってしまうディスクです。
 曲最高、ピアニスト最高、指揮者最高、オーケストラ最高で、信じられないほど充実した世界が実現しました。新たな決定盤の登場と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
チャイコフスキー:
1. ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
2. ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(原典版)

 デニス・マツーエフ(ピアノ)
 マリインスキー歌劇場管弦楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音時期:2013年4月14,15日(1)、3月5,6日(2)
 録音場所:サンクト・ペテルブルク、マリインスキー・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Allegro Non Troppo E Molto Maestoso - Allegro Con Spirito
  • 02. Andantino Semplice - Prestissimo
  • 03. Allegro Con Fuoco
  • 04. Allegro Brillante E Molto Vivace
  • 05. Andante Non Troppo
  • 06. Allegro Con Fuoco

総合評価

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強烈なタッチと繊細な技巧を併せ持つ名演で...

投稿日:2022/04/17 (日)

強烈なタッチと繊細な技巧を併せ持つ名演です。凡演というレビューがありますが、アルゲリッチやガヴリーロフ、古くはホロヴィッツの演奏と比較しても素晴らしいと感じます。特に私の好きな3楽章など、最後は怒涛のフィナーレで感動と興奮に満たされながら聴き終えることができます。是非SACDの魅力を引き出せる再生環境でお楽しみください

あぶらげ さん | 東京都 | 不明

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This sort of recording should not be all...

投稿日:2014/03/07 (金)

This sort of recording should not be allowed (2nd concerto) The pianist takes two cuts in the work only one of which was sanctioned by the composer and then very reluctantly (end of slow movement).The other is very strange as it truncates the large cadenza in the first movement. Otherwise the recording may have been worth a recommendation as there are too few of the 2nd concerto.

djb さん | UNITED KINGDOM | 不明

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HMVレビューに書かれているとおりの,実に...

投稿日:2014/02/24 (月)

HMVレビューに書かれているとおりの,実に見事な演奏である。特に第1番は,私が40年以上前から聴き続けている「愛聴曲」であるが,マツーエフの演奏は,子供の頃からの私の理想の演奏像に極めて近いものである。久し振りに聴く序奏の,見事な重量感を伴った和音連打(この肉厚でソリッドな音は,現役の他のピアニストからは聞けないものだ),リズム感の良さ(3拍子の第3音を決して急がないのがいい。ここを早めに突っ込んでしまうピアニストが多いこと!)は「そうそう,これこれ!」と膝を叩いてしまう快演である。全曲に亘って,圧倒的テクニックで余裕を持って弾かれたマツーエフのソロは,どんなにスリリングでも危うさが皆無で,アンサンブル的にも極めて優れたものである。ペダルを控え目にして,細部まで弾き飛ばすことなく粒立ち良く弾かれているマツーエフのソロは混濁がなく,弦のテヌートを十分に活かしたバックに乗りつつ,それと見事な対照をなす。フィナーレ終結部はその最上の例であろう。(「弾き飛ばし」の多いベレゾフスキーには,マツーエフを見習って欲しいものだ。)第2番は,音楽的には第1番より劣ると思うが,マツーエフの充実したバランスのいいタッチから生まれる第1楽章第1主題の和声の動きは,初めて聴くような新鮮さを覚えさせる。第2番の特徴でもあるオケのソロ楽器との絡みも極上で,「この曲はこんな魅力的な曲だったんだ。」と再認識した次第。第2楽章は正に極上の室内楽だ。フィナーレの圧倒的高揚は言わずもがな。しかし無闇な「爆演」とは一線を画した節度のある締め括りである。ゲルギエフとマリインスキーのバックは,彼らのシンフォニック・レパートリーの演奏時にしばしば感じる,「やる気のなさ」「ルイーティン」感がなく,飽くまでコノンチェルトのバックであることを意識してソロを引き立てることを忘れず,オケのみの部分では十分に歌わせ,必要とあらば「爆演」になる直前まで盛り上げるなど,その味付けは心憎い限り。ソロ共々アンサンブルに対する心配りもしっかりなされており,ここには「オペラ指揮者ゲルギエフ」の経験が活かされていると評価したい。なお,SACDによる発売は有難く,マツーエフの強烈なタッチ,オケのダイナミック・レンジとも天井感なく味わえる。廉価でもあり,お勧めである。

Abbadian さん | 東京都 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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