チャイコフスキー(1840-1893)

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SACD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』、幻想序曲『ロメオとジュリエット』 トーマス・ダウスゴー&スウェーデン室内管弦楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

中古情報

新品ジャケット
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:
A
特記事項
:
SACD(ハイブリッド)
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基本情報

ジャンル
カタログNo
BISSA1959
レーベル
Bis
Sweden
フォーマット
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

まるでバレエ音楽。
目から鱗! こんな『悲愴』聴いたことがなかった!


SACDハイブリッド盤。チャイコフスキーの悲愴交響曲はロシア音楽ならではの物々しく分厚い響きで奏されるのが常識となっています。それをダウスゴーが全38名の室内管弦楽団で初披露。まさに目から鱗の落ちる内容となっています。
 何より驚くのはその軽快さと爽やかさ。まるでバレエ音楽で、『悲愴』が『くるみ割り人形』と同時期の作品であることを再認識させてくれるだけでなく、あの威圧的な第3楽章のマーチでさえバレエの舞台を彷彿させます。ダウスゴーの指揮は全く粘らず、さらさらと軽いので、チャイコフスキーの音楽がメンデルスゾーンに聴こえてくるかのよう。とにかく驚きの発見の連続で、『悲愴』に興味のある向き必聴。この名作のイメージを完全に一新してくれる凄すぎる新譜です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
チャイコフスキー:
・交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』

 スウェーデン室内管弦楽団
 トーマス・ダウスゴー(指揮)

 録音時期:2011年9月
 録音場所:スウェーデン、ウレブルー・コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Symphony No.6 in B minor, Pathtique, Op.74 - Swedish Chamber Orchestra rebro
  • 02. Romeo and Juliet, Fantasy Overture After Shakespeare - Swedish Chamber Orchestra rebro

ユーザーレビュー

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聴きたいと思いながら時を重ねてしまった ...

投稿日:2018/04/04 (水)

聴きたいと思いながら時を重ねてしまった 聴けば期待を裏切らない充実感と清新さに心揺すぶられる 何より大好きな「ロメオとジュリエット」に耳奪われる チャイコフスキーの楽想の豊かさに時を忘れて聞き入る 悲劇を忘れる豊潤な音の饗宴に酔う 生命の賛歌に聴こえるのだ 音楽そのものの力が活きている演奏と言えようか それは第6交響曲にも言える 「悲愴」感より力強さや粘り強い抵抗感を感じる 皆が涙する「悲愴」ではない 客観視した態度で対話することで やはり音楽そのもののが持つ根源的なエネルギーを無際限に引き出している 勿論作曲時から初演に至るまでチャイコフスキーが人生の終焉を予期したはずもなく 初演の9日後亡くなったことから 第6交響曲に幻想的逸話が被せられることになった 流行していたコレラによる急死であった事実を忘れてはいけない 殊更に悲劇性を纏わないようニュートラルに対しても「悲愴」からはそこはかと人生の哀感が漂う 生きることは愉しくまた哀しい 交響曲は宇宙であり哲理である根本を思い出させてくれる 朋よ如何に聴くか あなたは如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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意外なことにレヴューがないので書く。ダウ...

投稿日:2012/11/07 (水)

意外なことにレヴューがないので書く。ダウスゴーはこれまでもシューマン、シューベルト、ドヴォルザーク等で(録音も含め)目の覚めるような名演を成し遂げている。日頃、古くからある名盤を聴くのがほとんどで「新しい指揮者」にとんと冷たい私であるが、この人だけは別格である。さて、この悲愴であるが、昔からモントゥー指揮ボストン交響楽団を愛好してきた老人耳からするとその21世紀版とも言える演奏であった。オケが両翼配置であることだけではない。その音楽の良い意味での軽さ、さらっとした淡白さの中にある(意外なくらい)ドラマティックな展開。粘らず重々しくならず、全然うるさくない。疲れない。良い音楽だなあと、何度でも繰り返して聴きたくなる。そのようなところがモントゥー盤と同等なのである。ボストン交響楽団のどこかまろやかな音色のせいもありモントゥー盤にはこれに気高い品格のようなものが加わるが、ダウスゴーは小編成であるので、よりいっそう音楽の呼吸が伝わる。音量に圧倒されることなく音の起伏に気持ちがついていける。ドラマティックながらもそれが決して過剰にならないところが実に良いのである。それにしても第4楽章終結部の低弦の効果は実に見事であり、これが実演ならブラボーおじさんになること間違いなしである。ロメオも同趣向の名演である。この一枚、私にとっては今年一番の新譜であり、悲愴のひとつの理想の形を示す最高の演奏と評価したい。ダウスゴーの次の新譜が楽しみでならない。

ゆりぞう さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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