チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

『悲愴』、『1812年』 ゴロワノフ&モスクワ放送響

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDBMRGOLO01
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

1948年の音質良好なモノラル録音。常識外れのユニークな演奏によってマニアを呪縛しまくるロシアの大物指揮者、
ニコライ・ゴロワーノフ[1891-1953]は、残されたソフトの少なさと音質の悪さゆえか、これまで一部マニアにのみ人気を博してきました。
 ボエーム・ミュージックというレーベルから登場したこの二つの音源は、正規に収録・保存されていた放送局所蔵のものであり、年代ばなれしたクリアーでダイナミックな音質の良さゆえ、細部まで克明にゴロワーノフの常軌を逸した芸風を楽しむことが可能となっています。
 当ディスクに収録されているのはチャイコフスキーの代表作、『悲愴交響曲』と『1812年』で、特に初登場となる『悲愴』は、存在することは知られていたものの、これまでSPはおろかLPになったこともないという代物で、今回のCD化はファンにとってまさに福音とも呼べるものです。
 実際、演奏は冒頭から独自の世界に完全に没入したもので、自由自在なテンポ感覚と、極端なまでのデュナーミクの扱いにはあいた口がふさがりません。異常な盛り上がりを示す呈示部第1主題部と、濃厚な情念でベタベタの第2主題部のコントラスト、轟然と開始される展開部では “阿鼻叫喚” という言葉が真にふさわしいうるさいまでに壮絶なクライマックスを築き上げられます。
 続く第2楽章の中間部ではホラー映画さながらの不気味さで迫り、第3楽章では、第1楽章をも凌ぐとんでもないルバートが頻出するという具合。もちろん、これだけなら珍演・珍盤の範疇ですが、ゴロワーノフがすごいのは、第4楽章におけるひたすら濃厚な演奏で、聴き手に深い感動を与えてくれることでしょう。
 組み合わせの『1812年』も、傍若無人の大暴れが目立つとんでもない演奏ですが、スターリン存命の恐怖時代だけに、コーダでの例のコラールは、グリンカのオペラ『イワン・スサーニン、または皇帝に捧げし命』の中の「栄光」に差し替えられています。

・チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
 チャイキフスキー:荘厳大序曲『1812年』
 モスクワ放送交響楽団
 ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
収録:1948年

収録曲   

クラシック曲目

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  • Peter Ilyich Tchaikovsky (1840 - 1893)
    Symphony no 6 in B minor, Op. 74 "Pathetique"
    演奏者 :

    指揮者 :
    Golovanov, Nikolai S.
    楽団  :
    All-Union Radio/TV Large Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1893, Russia
    • 言語 :
    • 時間 : 48:10
    • 録音場所 : 1948, [Studio]
  • Peter Ilyich Tchaikovsky (1840 - 1893)
    1812 Overture, Op. 49
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Overture
    • 作曲/編集場所 : 1880, Russia
    • 言語 :
    • 時間 : 14:47
    • 録音場所 : 1948, [Studio]

総合評価

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ニコライ・ゴロヴァーノフのチャイコフスキ...

投稿日:2017/06/08 (木)

ニコライ・ゴロヴァーノフのチャイコフスキーの管弦楽曲集。 『交響曲第6番』『1812年』が収録されています。 オーケストラはモスクワ放送交響楽団です。 ゴロヴァーノフと言えば、その個性的な演奏で知られますが、この録音はそんなゴロヴァーノフの音源の中でも特に特徴的音源の一つ。 交響曲では冒頭から分厚い響きこそ、他のソヴィエトオケと同じですが、大胆なテンポ設定や解釈、ビブラートをかけた、まさにこの指揮者ならではの演奏です。 1812年のような曲は特に良い方向に作用し、ソヴィエトならではド迫力なブラスを武器にしたとにかく派手な演奏は聴いていて爽快です。 またこの1812年は、数少ないシェバーリンの改作版の楽譜を使っており、いかに無理やり編曲されたのかが、楽しめる、貴重な盤となっています。 音質はあまり良くないのですが録音年代を考えれば仕方ないと言えます。

レインボー さん | 不明 | 不明

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録音さえもう少し鮮明だったなら、ゴロワノ...

投稿日:2016/07/12 (火)

録音さえもう少し鮮明だったなら、ゴロワノフの評価は フルトヴェングラーやメンゲルベルグと充分に肩を並べる存在だったことは間違いない。事実この『悲愴』(や「モツレク」や「ラフマニノフの交響曲第2番」)に限って言うなら、これ以上の演奏は聴いたことがない。これだけ貧弱な録音でありながら、これだけの感動を与えてくれる演奏…という意味では、他のどんな演奏をも、ぶっちぎりで凌駕している。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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強烈です!!

投稿日:2004/11/21 (日)

強烈です!!

ロニー さん | 徳島市 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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