チマローザ(1749-1801)
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チマローザ(1749-1801) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

9件
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  • このシリーズも第7集まで続き長丁場になっています。...

    投稿日:2021/02/28

    このシリーズも第7集まで続き長丁場になっています。このCDでは3つの部分からなる序曲が多く収録されています。これらはイタリアシンフォニア形式(急−緩−急)によるもので、後に交響曲へと発展していったとされてます。そういう意味ではチマローザのこの種作品は時代遅れの感があるのですが、音楽自体は歌心に溢れた素晴らしいものです。中にはBGMに使えそうな曲もあったりします。尚、各部分には形式はなく自由に書かれています。NAXOSのこの種の発掘企画には頭が下がります。程よい距離感をもってとらえられた小編成オーケストラも心地よく響きます。

    またたび度々 さん

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  • 18世期後半、オペラの作曲で人気を誇ったのがドメニコ...

    投稿日:2020/05/27

    18世期後半、オペラの作曲で人気を誇ったのがドメニコ・チマローザです。 そのチマローザのオペラの序曲集がこのCDです。 チマローザの音楽は明るく軽妙なタッチで書かれており、同時代を生きたモーツァルトや後輩のロッシーニを思わせる作風です。 ナクソスはチマローザの序曲集に力を入れており、現在6集まで出ていますが、この第1巻は元々マルコポーロで出ていたもの。 アレッサンドロ・アモレッティ指揮、ニコラウス・エステルハージ・シンフォニアの演奏です。 指揮者はイタリア出身で、オケは録音用に集められたメンバーからなるハンガリーの団体。 ナクソス系列にはラズモフスキー交響楽団というスロヴァキアの各オケの団員からなる録音用オケもありましたが、それに比べるとこのニコラウス・エステルハージ・シンフォニアという団体、中々オケの響きが充実しており、アンサンブルも上手く、演奏も作品の魅力を伝えてくれる良い演奏。 2000年4月6〜9日、フェニックス・スタジオ・ハンガリーで、録音収録された物で音は良い。

    レインボー さん

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  • ナクソスのチマローザ序曲集シリーズの4枚目にあたるC...

    投稿日:2020/04/21

    ナクソスのチマローザ序曲集シリーズの4枚目にあたるCD。 今回はミヒャエル・ハラース指揮、チェコ・パルドピツェ室内フィルハーモニー管弦楽団の演奏である。 今回収録された作品は比較的初期の作品が中心らしく、当時の慣習であったシンフォニア形式の作品が多く、やや地味で古くさい感じを受けますが、チマローザらしい軽快な旋律は健在です。 指揮のハラースと言えば、ガンゼンハウザー、エトリンガー、ワーズワースと言った面々とナクソス初期に活躍した指揮者ですが、1990年代に入ってからも継続的に録音があり、交響曲から劇場音楽まで多種多様な作品に録音があります。 この盤は得意のオペラの序曲と言う事で、メリハリと歌心のある演奏です。 オケも技量の面で問題なく、水準をクリアしています。 音質も良好。

    レインボー さん

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  •  ナクソスのチマローザ序曲集シリーズの2枚目。 200...

    投稿日:2020/04/20

     ナクソスのチマローザ序曲集シリーズの2枚目。 2007年から始まったこのシリーズは、4枚目まで毎回指揮者とオケが違い、この盤は、ケヴィン・マロン指揮、トロント室内管弦楽団の演奏で収録。 第1集はマルコポーロからの移行盤であったが、この2集からは全て新録となっており、これは2006年に録音された物。 チマローザは存命中、絶大な人気を誇り、喜劇オペラを得意としただけに、モーツァルトやロッシーニを思わせる軽快で明るく、シンプルなメロディで、中々楽しい。 演奏機会こそ恵まれないが、序曲だけ聴いていると、オペラ本体がどんな作品なのか気になってくる。 マロンとトロント室内管の演奏も、颯爽とわかりやすく明快な音楽で丁寧に演奏されており、作品を知るには問題ない上質な演奏である。 もちろん音質も良い。

    レインボー さん

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  • 18世期に活躍したチマローザは、存命中は絶大な人気を...

    投稿日:2020/04/19

    18世期に活躍したチマローザは、存命中は絶大な人気を誇ったが死後、急速に忘れられ、このCDに収録された歌劇『みじみな劇場支配人』も殆ど知られてない。 この音源は、1963年にナポリで録音された物で、ルイジ・コロンナ指揮、ナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ放送管弦楽団の演奏で録音された物。 歌手にはイタロ・ターヨ、ドーラ・ガッダ等、当時大手レコード会社に吹き込み経験のある有名人や、地元中心に活躍した歌手が参加しており、意外と豪華。 指揮のコロンナは有名ではないが、1950〜1960年代にこのオケを振った録音があるようで、恐らく地元の指揮者なのだろう。 モーツァルトにも劇場支配人なるオペラがあるが、この作品は同じ年に初演されており、ストーリーは、3人の歌手を中心に、詩人や音楽家が名誉や利益を求めて行動するが、支配人の破産によって、無駄に終わるという物。 音楽はモーツァルトやロッシーニ、オッフェンバックのように軽快で明るく、笑劇にふさわしく、メロディもシンプルながら美しい。 それに比例するように演奏・歌唱ともにメリハリがあって良いが、唯一録音があまり良くない。 最後に拍手があるので恐らく、放送用音源か何かが原盤ではないかと思うが、少し曇っており、良く言っても年代相応だろう。 廉価盤なので、解説、台詞などはなく、ライナーは演奏者とトラックリストのみである。

    レインボー さん

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  • 作品、演奏、歌手、録音の4拍子が揃ったチマローザ入...

    投稿日:2017/04/22

    作品、演奏、歌手、録音の4拍子が揃ったチマローザ入門の決定盤。モーツァルトとはまた異なる、チマローザ作品の品がある美しさを十分に引き出しており、小気味いい。マイナーな作品であっても、このように優れた演奏&録音で聴ける音楽体験は貴重で、古典派音楽ファンは必聴。これくらいのレベルで、音楽史に埋もれている同時代の作品群がもっともっと演奏されれば・・・

    ダイスタワー さん

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  • 帯の日本語解説に、オペラ「パリの画家」の全曲をぜひ...

    投稿日:2017/02/12

    帯の日本語解説に、オペラ「パリの画家」の全曲をぜひ聴いてみたいものですというコメントが書いてあるが、HUNGAROTON盤(HCD12972-73)の存在を知らないのだろうか? HUNGAROTONのアルバムは、作品、演奏、歌手、録音の四拍子が揃った、チマローザの入門盤であり決定盤でもあるのだが。NAXOSあたりで、チマローザのオペラ全曲録音をシリーズ化してほしいものだ。

    ダイスタワー さん

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  • このような歴史的に重要だが現在ではマイナー作品をこ...

    投稿日:2011/06/22

    このような歴史的に重要だが現在ではマイナー作品をこのような一流キャストで聞けるのはそれだけでありがたいのだが、ホフシュテッターのはっきり言ってがさつな指揮が気に障る。いかにもドイツ的な重厚さが前面に出た演奏であり、チマローザのようなイタリアオペラとは異質に感じる。歌手がみな素晴らしいだけに、非常に残念だ。

    小笠 さん

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  • チマローザのピアノ・ソナタ全集は、古楽器によるもの...

    投稿日:2011/05/02

    チマローザのピアノ・ソナタ全集は、古楽器によるものを含めて複数のセットを聴くことができる。長らくフォルテ・ピアノのスグリッツィ盤を愛聴してきたが、収録曲数や演奏の良さで総合的に判断すると、現在のところモダン・ピアノで演奏した関盤が入門用に最適と思われる。本当に、「珠玉のような」という形容詞がこれほど似合う曲集もないだろう。

    ダイスタワー さん

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ありがとうございました

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