CD 輸入盤

『失われた時の音楽〜セヴラック・アルバム〜ラングドック地方で、『休暇の日々』第1集、即興曲第2番、カントルーブ:友の思い出』 深尾由美子

セヴラック(1872-1921)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC047
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

超感動的!
カントルーブがセヴラック追悼で書いた秘作が
ついに日の目を見た!


フランス音楽、ことにセヴラックの作品に熱意を燃やすピアニスト深尾由美子の最新アルバム。前作ジェラール・プーレとのヴァイオリン作品のCDはレコード芸術誌特選となりました。洒脱で独特の香りに満ちたフランス・ピアニズムを聴かせてくれます。
 今回はセヴラックの大作『ラングドック地方で』と親しみやすい『休暇の日々』第1集をメインに驚きの円熟した解釈を聴かせてくれます。さらにセヴラック1898年頃の習作『即興曲第2番』が大歓迎。シューマンの影響が濃いものの、セヴラックならではのメロディにあふれていて非常に魅力的。新しい宝物を見つけたような気持ちになります。
 もうひとつの注目は、『オーヴェルニュの歌』で知られるカントルーブのセヴラック追悼曲『友の思い出』。カントルーブはセヴラックに私淑し、多大な影響を受けました。彼はセヴラックの死後、未亡人から遺品の整理を頼まれ、1929年8月にセヴラックの書斎でスケッチや未完成作品の目録を作りました。その際に強いインスピレーションを受けて『友の思い出』を一気に作曲したといわれます。もとは『月桂樹』と題された3曲から成るオーケストラ曲の第2曲ですが、カントルーブ自身によるピアノ独奏版の自筆譜を入手して今回世界初録音。セヴラックの作品中で情念あふれる『リヴィアのキリスト像を前にしたらば曳きたち』と『春に墓地の片隅で』からの引用がみられ、カントルーブの落涙と慟哭で進み、驚くほど感動的なクライマックスを迎えます。セヴラック好きは涙なしにすませられない作品を、深尾由美子が入魂の演奏で聴かせます。(メーカー情報)

【収録情報】
● セヴラック:即興曲 第2番嬰ハ短調
● セヴラック:ラングドック地方で(全5曲)
● セヴラック:休暇の日々 第1集(全8曲)
● カントルーブ:友の思い出『デオダ・ド・セヴラックへのオマージュ』


 深尾由美子(ピアノ)

 録音時期:2016年2月29日、5月16日
 録音場所:東京、キング関口台第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

【深尾由美子】
桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業、フランス・リヨン国立音楽院室内楽コースを首席で終了。フランス音楽、ことに作曲家デオダ・ド・セヴラックについて研究。カタルーニャ人のピアニスト、テレサ・リャックーナ女史、オルガン奏者でセヴラック研究の権威ピエール・ギヨー氏らとの出会いから、研究のために2003年〜 2006年渡仏、各地で多数演奏会を行うほかラジオ放送・講演などに出演する。深尾由美子セヴラックコンサート・シリーズを主催し、ピアノ曲や室内楽曲を含むコンサートでは両国でセヴラック・ファンを作り、その解釈には高い評価を得ている。これまでに、テレサ・リャックーナ、青柳いづみこ、岩崎 淑、林 秀光、加藤伸佳、レオニード・ブルンベルク、ジャン・クロード・ペヌティエ氏に師事。(メーカー情報)

内容詳細

セヴラックの演奏、研究の日本での第一人者、深尾由美子の素敵なセヴラック・アルバム。「ランドック地方にて」はパリ修行時代の若い頃の作品で、すでに洗練された情景描写がみられる。「休暇の日々から」は子供たちを描いたリリカルで美しい曲集だ。深尾の繊細で緻密な表現描写が素晴らしい。★(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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セヴラック(1872-1921)

フランスの作曲家、デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)は、故郷である南フランスで素晴らしい作品を生み出しました。スコラ・カントルムで作曲をダンディやマニャールに、ピアノをアルベニスらに師事し、パリで成功を収めた後も農村に帰って自然と人間の営みを抒情的な小品に託しました。大自然にあふれた郷土の香りと、そこに生きる人々の苦しみと喜びを詩的に描き、印象派の先駆をなすような明るい心象風景と「空気感

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