セントパリ:3つの協奏曲
ハンガリー出身の作曲家で演奏家のセントパリの3つの協奏的作品を収録したアルバム。超絶技巧を要する『チューバ協奏曲』では、作曲家自身がソリストとして登場。『ラプソディ』は、クラリネット、サクソフォンとスモーキーな音色が楽しいハンガリーの民族楽器、タロガトーのための作品です。タロガトーとはオーボエに似た外観を持つリード楽器で、サクソフォンに通じる野性的な音色を持っています。そして『3つの舞曲』では、セントパリがバス・サクソルン(テューバに似たアドルフ・サックス考案の金管楽器)を担当。3作品に共通するのはバルトークにも影響を与えた民俗音楽の伝統と、吹奏楽特有の強い打音的な響きであり、ここに、圧巻のソロ・パフォーマンスが加わります。(輸入元情報)
【収録情報】
セントパリ:
1. チューバ協奏曲 (2002)
2. ラプソディ (2007-12)
3. 3つの舞曲 (2007)
ローランド・セントパリ(バス・チューバ:1、バス・サクソルン:3)
ベンチェ・セペシ(クラリネット:2、ソプラノ・サクソフォン:2,3、タロガトー:2)
ジュール・シンフォニック・バンド
ラースロー・マロシ(指揮)
録音時期:2014年10月24-26日
録音場所:Concert Hall of the University of Gyor, Hungary
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(2,3)