ポーランドの女流作曲家兼ヴォーカリスト、アガタ・ズベル作品集
アガタ・ズベルはワルシャワ出身で、一流のヴォーカリストとしても活動しており、このアルバムでもほとんどの作品で声楽パートを担当しています。自らがプレーヤーであるためか、机上の書式に傾きがちな前衛派とは一線を画した、時に先鋭的なジャズを思わせる肉体性のある作風が特徴。近年はコンピュータを使った作品も手掛けており、『氷の影』と『NOT I』ではミステリアスな音空間を作り上げる事に成功しています。シマノフスキ・フィルハーモニー管弦楽団レジデンス・コンポーザー。(TOBU)
【収録情報】
アガタ・ズベル:
・ラビリンス (2011)〜声と4楽器のための
・ミロスの格言 (2011)〜声とアンサンブルのための
・氷の影 (2011)〜クラリネット、チェロとエレクトロニクスのための
・NOT I (2010)〜声、アンサンブルとエレクトロニクスのための
アガタ・ズベル(ヴォーカル)
クラングフォルム・ウィーン
クレメント・パワー(指揮)
録音時期:2011-2012年
録音場所:ポーランド放送
録音方式:ステレオ(デジタル)