スコットランド、エディンバラの作曲家デイヴィッド・ジョンソン。18世紀スコットランド音楽の研究者として知られるとともに、弦楽四重奏曲や無伴奏チェロ組曲など数多くの作品を残しています。
この『12の前奏曲とフーガ』は彼の数少ないピアノ曲のひとつで、ピアニストで作曲家のロナルド・スティーヴンソンのために書かれました。前奏曲とフーガが一組となった5分程度の小さな作品集には、プロコフィエフなどを思わせる曲や、J.S.バッハからの引用、あるいは「Johnny Cope」や「The Animals Went Marching Two by Two(ノアの箱舟の歌)」などよく知られた民謡の旋律が用いられた曲などが含まれています。
演奏するクリストファー・ギルドは、とりわけスコットランドのピアノ音楽を得意としており、これまでにもスティーヴンソンやワーズワース作品の録音で高く評価されています。(輸入元情報)