Isabelle Faust - GREAT CONCERTOS Vol.3
ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲、ショーソン:詩曲
ショーソン生誕150年、ジョリヴェ生誕100年というアニバーサリー・イヤーである2005年に録音されたアルバム。ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲は、オーケストラ、ヴァイオリンの両者にものすごいエネルギーと技巧を要求する難曲。ファウストは、このマグマのような熱い作品に、自身のもつしなやかさ、強さ、そして優しさ、すべてのパワーを全開にして立ち向かっています。エネルギーと叙情の核融合的作曲家、ジョリヴェのヴァイオリン協奏曲の決定盤といってもよい名演奏の誕生です。
続くショーソンの『詩曲』は、ただならぬ雰囲気を持つオケの前奏から入り、絶妙な間の取り方でファウストのヴァイオリンのソロが奏でられる瞬間など、背中がゾクゾクするような美しさです。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲
● ショーソン:詩曲 op.25
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ベルリン・ドイツ交響楽団
マルコ・レトーニャ(指揮)
録音時期:2005年12月
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Single Layer
DSDリマスタリング監修:角田郁雄
日本語帯・解説付
SACD対応プレイヤーで再生できます。
【イザベル・ファウストSACDシリーズ】
(GREAT CONCERTOS 第1弾発売) 限定盤 国内企画盤
並外れたテクニックと洗練された音楽性で非常に高い評価を獲得し、その活躍ぶりが目覚ましいヴァイオリニスト、イザベル・ファウスト。2013年秋に発売されたSACDシングルレイヤー盤「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」は、彼女の卓越した技術と音楽性はもちろん、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音の質の高さ、及び角田郁雄氏が行ったSACD化に際しての技術監修も話題となり、音楽愛好者のみならずオーディオ愛好者の間でも高い評判を得ました。
今回は、そうしたファンからも要望の高かった協奏曲録音をSACDシングルレイヤー盤として6タイトル発売することになり、第1弾発売の3タイトルをご案内いたします。
「GREAT CONCERTOSシリーズ」もベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたマスター音源を角田郁雄氏技術監修のもと、キング関口台スタジオでDSDマスタリングを行いました。(キングインターナショナル)
●主な使用機材
D/A コンバーター:dCS954
A/D コンバーター:dCS904
DAW:SADiE DSD8
クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
高精度10MHz クロック: スフォルツァート、PMC-01BVA
インターコネクトケーブル:NORDOST Valhalla