CD

夜想曲&小品集〜1842年製プレイエルで聴く〜 川口成彦

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AR1006
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位
気鋭の古楽器奏者・川口成彦が1842年製プレイエルで奏でるショパン


川口成彦は1989年生まれ。東京藝大大学院およびアムステルダム音楽院古楽科修士課程を首席で修了、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位をはじめ輝かしい経歴と受賞歴をもつピアニストです。
 ショパン時代のプレイエルを用いて録音。この楽器は前述のコンクールでも使用されたもので演奏者本人も愛着のある楽器です。ショパンは「気分の優れないときはエラールを弾く。すぐに完成された音が出るから。一方気分が良い日はプレイエルを弾く」という言葉を残しており、扱いに技術はいるものの可能性を大きく持つプレイエルの特徴がよく表れています。
 夜想曲を中心に、作曲家自身とリスト編曲によるそれぞれの『春』など編曲ものも採り入れたこだわりのプログラム。CD1枚から物語のような世界が紡がれます。
 高音質で定評のある「ACOUSTIC REVIVE」レーベルからの発売。同レーベルから発売され2019年度のレコード・アカデミー賞に輝いた佐藤俊介氏のバッハと同様、オランダの教会でトーンマイスターの濱瀬 祥氏によって録音されました。録音には「ACOUSTIC REVIVE」製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現。(販売元情報)

【収録情報】
ショパン:
● 春 ト短調 Op.74-2(遺作、作曲者自身によるピアノ独奏版)
● 3つの新しい練習曲「モシュレスのメトードのための」
● 夜想曲 第10番変イ長調 Op.32-2
● 夜想曲 第15番へ短調 Op.55-1
● カンタービレ 変ロ長調 遺作
● 夜想曲 第1番変ロ短調 Op.9-1
● 夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2(後年に補筆されたヴァリアントと共に)
● 夜想曲 第3番ロ長調 Op.9-3
● 夜想曲 第9番ロ長調 Op.32-1
● 夜想曲 第19番ホ短調 Op.72-1(遺作)
● 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
● レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調(遺作)
● 夜想曲 第16番変ホ長調 Op.55-2
● 聖歌『神よ、ポーランドをお守りください』 変ホ長調(ショパンによるハーモニゼーション)
● ラルゴ 変ロ短調(チェロ・ソナタ ト短調 Op.63 第3 楽章、コルトー編曲)
● 春 ト短調 Op.74-2(リスト編曲)


 川口成彦(1842年製プレイエル・ピアノ)

 録音時期:2019年6月5-7日
 録音場所:オランダ、ドープスヘジンデ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 日本語帯・解説付

収録曲   

  • 01. 春 ト短調 op.74-2 (遺作) (作曲者自身によるピアノ独奏版)
  • 02. 3つの新しい練習曲「モシェレスのメトードのための」 第1番 ヘ短調
  • 03. 3つの新しい練習曲「モシェレスのメトードのための」 第2番 変イ長調
  • 04. 3つの新しい練習曲「モシェレスのメトードのための」 第3番 変ニ長調
  • 05. 夜想曲 第10番 変イ長調 op.32-2
  • 06. 夜想曲 第15番 へ短調 op.55-1
  • 07. カンタービレ 変ロ長調 遺作
  • 08. 夜想曲 第1番 変ロ短調 op.9-1
  • 09. 夜想曲 第2番 変ホ長調 op.9-2 (後年に補筆されたヴァリアントと共に)
  • 10. 夜想曲 第3番 ロ長調 op.9-3
  • 11. 夜想曲 第9番 ロ長調 op.32-1
  • 12. 夜想曲 第19番 ホ短調 op.72-1(遺作)
  • 13. 前奏曲 嬰ハ短調 op.45
  • 14. レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調 遺作
  • 15. 夜想曲 第16番 変ホ長調 op.55-2
  • 16. 聖歌「神よ、ポーランドをお守り下さい」変ホ長調 (ショパンによるハーモニゼーション)
  • 17. ラルゴ 変ロ長調(チェロソナタ ト短調 op.65 第3楽章)
  • 18. 春 ト短調 op.74-2

ユーザーレビュー

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 しっとりとした情感が全曲通して感じられ...

投稿日:2021/10/13 (水)

 しっとりとした情感が全曲通して感じられる。雨が滴り落ちるような丸みを帯びたフォルテピアノ(1842年製 プレイエル)の音。録音場所の特性と思われるが、音の発せられた後に残る響きが伸びやかで、まるで夢うつつの中で聴いているような印象を持たされた。その音響のせいだろうか、聴いていて「マヨルカ(マジョルカ)島の僧院の中。月明かりの差し込む中、ショパンが独り静かに演奏している」情景をイメージした。ノクターンがメインであるが、小品がノクターンの中に配置され程よい味付けと香りづけをしてくれている。誰もが知るノクターン Op.9-2などヴァリアントを添えた仕上がりになっており「ノクターンのマンネリ」にならないところや、「春 Op.74-2」をアルバムの前後に置きアルバムの始まりと終わりという円環を形作る構成力がすばらしい。おすすめです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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