完全なるロマン派の響き、
美しい合唱とオーケストラ。
WERGOレーベルから10タイトル発売予定のシュナイダー・エディション、第8弾です。エンヨット・シュナイダーは1950年ドイツ生まれ、600本もの映画音楽を手がける作曲家。当エディションではクラシカルな管弦楽作品をリリースしており、ロマン派調性音楽と映画音楽ならではの効果的な管弦楽法・モダンな手法が混ざり合った、耳に心地よい作風が特徴です。
声楽を伴う叙事詩的な交響曲2題を収録。第5番『シュヴァルツヴァルト・サガ』のフィナーレはまるで大河ドラマのテーマ。後半は合唱がヴォカリーズでその美しいメロディを歌い上げ、さらなる盛り上がりを見せます。ちなみに「シュヴァルツヴァルト」はドイツの地名で「黒い森」という意味。第6番『ライン』は原始的な力を持って始まり、ヴァイオリンやソプラノのソロが印象的。次第に激しくなり合唱も畳み掛けるように登場、ライン川の雰囲気をロマンティックに描いています。(輸入元情報)
【収録情報】
シュナイダー:
1. 交響曲第5番『シュヴァルツヴァルト・サガ』 (2015)
合唱と管弦楽のための/August Schnezlerの「The Water-Lily Lake」のテキストによる
2. 交響曲第6番『ライン』 (2013)
ソプラノ、合唱と管弦楽のための/タキトゥス、プルタルコス、マルティアリス、ハイネ、Rosa Maria Assing、ゲーテ、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのテキストによる
ジュリア・ソフィー・ワーグナー(ソプラノ:2)
ブルノ国立ヤナーチェク歌劇場管弦楽団&合唱団
ハンスイェルク・アルブレヒト(指揮)
録音時期:2017年6月7-10日
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音