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Symphony, Don Juan : Weigle / Frankfurt Museum Orchestra

Strauss, Richard (1864-1949)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OC890
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


リヒャルト・シュトラウス:交響曲ヘ短調、ドン・ファン
ヴァイグレ&フランクフルト歌劇場管弦楽団


ヴァイグレのリヒャルト・シュトラウス管弦楽作品集第3集。このリヒャルト・シュトラウスのシリーズは、作曲者ゆかりのオーケストラでもあるフランクフルト・ムゼウム管弦楽団が、音楽総監督ヴァイグレの指揮のもと、本拠地フランクフルトでおこなったコンサートをライヴ録音したというもので、オケの力量を世に問うシリーズともいえそうです。
 ちなみにヴァイグレは、フランクフルト歌劇場とのシュトラウス『影の無い女』で、音楽誌「オーパンヴェルト」の2003年度年間最優秀指揮者に選ばれていただけに、今回のシリーズにも期待のもてるところです。
 今回のアルバムでは、シュトラウスの出世作となった交響詩『ドン・ファン』と、シュトラウス若き日の交響曲第2番の2作を収録しています。
 シュトラウスはミュンヘン大学を1年で退学、改めて音楽を学ぶためにベルリンに行き、同地でハンス・フォン・ビューロー[1830-1894]の知己を得て、マイニンゲン宮廷管弦楽団でビューローの助手となります。ブラームス派のビューローの楽団でしたが、コンサートマスターのアレクサンダー・リッター[1833-1896]はワーグナーの姪と結婚したワグネリアンでもありました。
 シュトラウスの父フランツ[1822-1905]は保守的なホルン奏者で、青年期のリヒャルト・シュトラウスにもその影響は色濃く表れており、このアルバムに収められた1884年完成の交響曲第2番も、シューマンやメンデルスゾーンを思わせる雰囲気の中に、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー的な要素も投影された力作となっています。
 その後、リッターを通じてワーグナーやリストの音楽に触れるようになったシュトラウスは、交響詩の世界に進出、まず『マクベス』に着手しますが、次の『ドン・ファン』を先に完成させて初演、成功を収めることとなります。『ドン・ファン』と交響曲第2番はわずか4年違いの作品ですが、その作風が大きく異なるのにはそうした背景があり、その違いを、シュトラウスゆかりのオーケストラで確認できるのがこのアルバムです。(HMV)

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
● 交響詩『ドン・ファン』Op.20
[18:25]

● 交響曲ヘ短調 Op.12
 第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso [14:22]
 第2楽章:Scherzo. Presto [6:58]
 第3楽章:Andante Cantabile [9:54]
 第4楽章:Finale. Allegro assai,molto appassionato [12:19]

 フランクフルト歌劇場管弦楽団(フランクフルト・ムゼウム管弦楽団)
 セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)

 録音時期:2014年3月2,3日(交響曲)、2015年3月8,9日(ドン・ファン)
 録音場所:フランクフルト、アルテ・オーパー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

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