ツァラトゥストラはかく語りき、『エレクトラ』短縮版、『ばらの騎士』ワルツ　ロジンスキー＆シカゴ響、ニューヨーク・フィル、他（２ＣＤ）

ロジンスキー／R.シュトラウス録音集（２ＣＤ）

エキセントリックな巨匠として名高いロジンスキーの強烈な演奏が最高音質で甦ります。ロジンスキの派手な芸風にぴったりなリヒャルト・シュトラウス集。
　『ツァラトゥストラはかく語りき』はシカゴ響とのライヴです。大曲指向の経費の掛かり過ぎで、シカゴ響とは音楽監督に就任して１シーズンでこの職を辞しておりますので貴重そのものです。シカゴ響が昔から上手かったのがわかります。『ばらの騎士』ワルツは、後にウェストミンスターにも録音しております愛奏曲で、クリーヴランド管の力強さも素晴らしいものです。ニューヨークフィルと放送用に短縮ヴァージョンでライヴ録音した『エレクトラ』も凄まじい迫力です。（MUSE）

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス：
● 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』

　シカゴ交響楽団
　録音：1947年11月21日（ライヴ）

● 『ばらの騎士』〜ワルツ

　クリーヴランド管弦楽団
　録音：1940年12月14日（コロンビアによるセッション録音）

● 『エレクトラ』（放送用短縮版）

　ローズ・ポーリー（エレクトラ）
　シャーロット・ベルナー（クリテムネストラ）
　エニド・スザント（クリソテミス）
　ジュリウス・ヒューエン（オレスト）
　レドリック・ジャガル（エギスト）
　ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
　録音：1937年3月21日（放送録音）

　アルトゥール・ロジンスキー（指揮）

　録音方式：モノラル