シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

アルプス交響曲  朝比奈隆&北ドイツ放送響

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4767312
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

朝比奈 / アルプス交響曲
以前、ドイツのODE CLASSICSからリリースされていた演奏(廃盤)。1990年のステレオ・ライヴ。沈潜たる序奏部から《日の出》に至る、巨人の歩みを思わせる壮大な造形力、金管セクションのパワフルな響きに息を飲む《滝》の鮮烈な描写、全曲のクライマックスとも言うべき《山頂にて》の荒々しいまでの迫力等々、年齢を感じさせない老巨匠の気迫と名門オケの実力が融合した豪快な表現が圧巻です。

・R.シュトラウス:アルプス交響曲[54'20]
 1990年3月19日ステレオ・ライヴ録音
朝比奈隆(指揮)北ドイツ放送交響楽団

収録曲   

  • 01. Eine Alpensinfonie Op. 64

総合評価

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今まで数多く朝比奈の演奏を聴いてきたが、...

投稿日:2010/01/03 (日)

今まで数多く朝比奈の演奏を聴いてきたが、これはその中でもかなり上位にランクインする名演である。朝比奈の解釈は、途方もなく大きなスケールを持ち、細やかで濃密な表情付けも見事である。「頂上にて」の、スローテンポを維持した壮大な迫力、「終結」の回顧的なロマンティシズムは感動的。朝比奈は、われわれがこの作品に求めるもの以上をオケから引き出し、われわれに聴かせてくれる。いまわたしの手元には、名盤と呼ばれるケンペ盤があるが、残念ながら職人的な棒という範疇を出ないものであり、朝比奈の立派さには及びえない。 この演奏のもう一つの長所は、オケのうまさである。ヴァントに鍛えられた北ドイツ放送響は、アンサンブルが精密でミスも少なく、聴き手は安心して曲に浸ることができる。パワフルなトゥッテイから、嵐の前の静寂まで、表現力も幅広く、音色も美しい。特にこの曲は、金管の難易度が高い(特にトランペット)が、見事に吹ききっていて爽快。それでいて、フォルテでも無機的なうるささはまったく感じさせず、ただ中身の詰まった濃密なサウンドが聴ける。録音もオンマイクの聴きやすいもので、この曲の代表盤として真っ先に推薦したいCDである。現在廃盤になっているのは大変残念で、早期の復刻を望みたい。

部凛汰 さん | 東京都 | 不明

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朝比奈の名を聞くと、彼の人気に対する妬み...

投稿日:2007/03/08 (木)

朝比奈の名を聞くと、彼の人気に対する妬みか僻みか知らないが、直ぐにオケの技術がどうだの、指揮が素人臭いだのと、悪意に充ちた難癖を付ける人々が多いが、言いたい者には言わせておけば良い。私にとっては、人生の春秋を富ませて呉れる最高の贈り物である。

高原の夕映え さん | 富士見高原 | 不明

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これも悪くはないし、貴重な記録であるが、...

投稿日:2007/03/08 (木)

これも悪くはないし、貴重な記録であるが、朝比奈の「アルペン」の最高の演奏は、紛うことなく97年の大フィル盤である。人によってはオールジャパン盤を最高位に置くだろうし、その気持ちも解るが、併し断然美しく、完成度も高いのは大フィル盤である。無論他の指揮者の及ぶところではない。何というスケールの巨大さ、響きの豊かさ、情感の例えようもない深さ、曲への共感の激しさ!ここには朝比奈の総てが在る。

牧童の笛 さん | 相模湖 | 不明

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