シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

アルプス交響曲、『サロメ』より「7つのヴェールの踊り」 ネルソンス&バーミンガム市交響楽団

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEO833111
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ネルソンス&バーミンガム市響による新録音
シュトラウス・シリーズ2弾
「アルプス交響曲」、「サロメの踊り」


1978年、ラトヴィアのリガに生まれた若きマエストロ、アンドリス・ネルソンス率いる手兵バーミンガム市響による最新アルバムは、『英雄の生涯』&『ばらの騎士』組曲(ORFEO803091)に次ぐ、シュトラウス。2010年におこなわれた最新のライヴを収めたもので、『アルプス交響曲』と『サロメの踊り』を取り上げています。
 シュトラウスによる管弦楽の最後の大曲にふさわしく、華麗で精緻なオーケストレーションをきわめた『アルプス交響曲』といえば、先にネルソンスの師であるヤンソンスがやはり巧みでみごとな演奏を聴かせていましたが、ここでのネルソンスも作品への入れ込み方といい、リリースを重ねるごとにいっそうの結びつきを強めているバーミンガムの面々からゆたかな表情を引き出し、じっくりとスケールゆたかな演奏を繰り広げています。
 いっぽう、カップリングの『サロメの踊り』では、すでにオペラ指揮者としてもふんだんなキャリアをうかがわせるかのように、ネルソンスは狂気と戦慄と官能美を描き切って、全曲への期待を抱かせる内容となっています。
 ネルソンスは2010年秋に、ベルリン・フィルへのデビューを飾り、ウィーン・フィル来日公演にも帯同したのに続いて、2011年4月には「東京のオペラの森2011」でワーグナーの『ローエングリン』を指揮する予定で、今後ますます目が離せない存在となるのは必至。公演も目前に控えたいま、その目覚ましい進境を伝える本作はまさにぜひとも聴いておきたい内容といえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
R.シュトラウス:
1. アルプス交響曲op.64
2. 楽劇『サロメ』op.54より「7つのヴェールの踊り」

 バーミンガム市交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2010年1月28日、2月3日(1)、2010年11月10、11日(2)
 録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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先の評にもあるように、表題にはあまりこだ...

投稿日:2012/03/19 (月)

先の評にもあるように、表題にはあまりこだわっていないような印象ですねぇ。頂上、パノラマはもっとたっぷり雄大に表現する演奏が多いですけど、ここでは曲の中の一つの経過部分という感じで意外にすいすい進みます。個人的にはそれはちょっと不満だなあ。オケは立派な腕前だし、全体の出来栄えはすこぶる結構なのですけれど、要は「アルプス交響曲」を聴いた気がしない、とでもいう感じかな。それは残念。「サロメの踊り」は、ま、こんなものでしょう、といふところ。最後に熱狂的な拍手が飛び込んできて「わっ!」と驚く。いささか取ってつけたような細工のような気がしないでもない。録音は超優秀。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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期待の若手による私の愛好曲。非常に熱いも...

投稿日:2012/02/04 (土)

期待の若手による私の愛好曲。非常に熱いものが伝わってくる、所謂熱演です。標題はあまり意識せず、単一楽章の大交響曲として演奏したのではないでしょうか。息つく暇もなく気付いたらコーダになっていた。時間の経つのも忘れ、ひたすら食い入るように聴いている自分がいました。これは魅力的な演奏です。「7つのヴェールの踊り」はラトル&BPOの生を聴く機会があり、そのあまりの凄さがまだ耳に焼き付いているのですが、CDでそれに匹敵する演奏を見事やってのけました。末恐ろしい。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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一時期面白がったこともあったが、最近の私...

投稿日:2011/04/29 (金)

一時期面白がったこともあったが、最近の私にとってはどーでもいい曲になっていたアルプス交響曲。しかし、BPO定期でのショスタコ8番の圧倒的名演で度肝を抜かれて以来、目が離せない指揮者になったネルソンスは、シュトラウスの凝りまくりオーケストレーションをこれでもかと言わんばかりに、エグく、かつアグレッシヴに掘り起こして聴かせる。カラヤン以下、もっとスマートで、きれいに整えられた演奏なら他にいくらでも聴けるが、それとは全く別のタイプの、若いころのマゼールみたいな演奏で、久しぶりに曲の凄さを見直した。指揮台上でかなり暴れるタイプなので、驚異的な解像度を誇るこのライヴ録音には唸り声や足音などが結構、盛大に入っているが、それもまたご愛嬌。「7つのヴェールの踊り」も昨今では滅多に聴かれないような熱い爆演。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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