シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD-R 輸入盤

『ナクソス島のアリアドネ』 ベーム&ウィーン国立歌劇場、ヤノヴィッツ、キング、グルベローヴァ、バルツァ、他(1976 ステレオ)(2CDR)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR817112
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD-R
その他
:
輸入盤

商品説明

奇跡の一夜!ヤノヴィッツ、キング、バルツァ、グルベローヴァ、ベリー、そしてベーム!
超々々豪華なウィーンでの『ナクソス島のアリアドネ』
完全初出音源、ステレオ音質上々!


ORFEOがドエライ音源を発掘してくれました!1976年11月20日に、ウィーン国立歌劇場でフィリッポ・サンユスト新演出で上演された、R.シュトラウスの『ナクソス島のアリアドネ』です。指揮は巨匠カール・ベーム。ベームは1969年にDGにスタジオ録音していますけれど、ウィーンではなくバイエルン放送交響楽団でした。ウィーンとの演奏は、1977―78年のユニテル制作のオペラ映画や、1944年のウィーン国立歌劇場での公演のライヴ、1954年のザルツブルク音楽祭でのライヴなどがありますが、いずれもそれぞれに一長一短がありました。ベーム全盛期の決定盤というものが待ち望まれていたわけですが、そこにこの1976年ウィーン・ライブが登場。その豪華なキャストにはただ驚くしかありません。ベームの『アリアドネ』の常連、ヤノヴィッツのタイトルロール、キングのバッカス、ベリーの音楽教師に加え、当時メキメキと台頭していたグルベローヴァのツェルビネッタにバルツァの作曲家、誰も彼もが歴代最高レベル!そして脇にはツェドニク、ユングヴィルト、エクヴィルツ、ウンガーら実力派歌手が並び、止めに執事長が往年のウィーンの名バリトン、クンツ!これは空前絶後でしょう!もちろんベームの指揮の素晴らしさは改めて言うまでもありません、特殊な性格を持つこの作品の本質をズバリと突いた至芸。しかもウィーンのオーケストラが絶品、小編成だからこそウィーンの音色が強い力となっています。聴衆が熱狂するのも当たり前。すべてひっくるめて、ここには歌劇場が興奮に包まれた時だけに味わえる奇跡の瞬間に満ち溢れています。
ORF提供の蔵出し音源を使用、もちろんステレオ。1976年のライヴ録音としては十分良好な音質です。これまでLPやCDでは発売された形跡がない、まったくの初出音源、その奇跡の名演を存分にお楽しみください!(キングインターナショナル)

【収録情報】
・R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S:アリアドネ,プリマドンナ)
 ジェイムズ・キング(T:バッカス,テノール歌手)
 エディタ・グルベローヴァ(S:ツェルビネッタ)
 アグネス・バルツァ(Ms:作曲家)
 ワルター・ベリー(Bs:音楽教師)
 エーリヒ・クンツ(執事長)
 ハインツ・ツェドニク(T:舞踏教師)
 ゲオルク・ティヒ(Br:かつら師)
 バリー・マクダニエル(Br:ハレルキン)
 クルト・エクヴィルツ(T:スカラムッチョ)
 マンフレート・ユングヴィルト(Bs:トルファルディン)
 ゲルハルト・ウンガー(T:ブリゲッラ)
 ヒルダ・デ・グローテ(S:水のニンフ)
 アクセル・ガル(S:木のニンフ)
 ソーナ・ガザリアン(Ms:こだま)ほか

 ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1976年11月20日
 録音場所:ウィーン
 録音方式:ステレオ(ライブ)

収録曲   

  • 01. Orchestereinleitung - Orchester Der Wiener Staatsoper
  • 02. Hier Finden Euer Gnaden Die Mamsell Zerbinetta
  • 03. Ihnen Allen Habe Ich
  • 04. Sie HLT Ihn FR Den Todesgott
  • 05. An Ihre Pltze, Meine Damen Und Herren
  • 06. Sein Wir Wieder Gut
  • 07. SCHLFT Sie?
  • 08. Wo War Ich?
  • 09. Wo War Ich? Tot?
  • 10. Ein Schnes War
  • 11. Es Gibt Ein Reich
  • 12. Die Dame Gibt Mit Trbem Sinn
  • 13. Gromchtige Prinzessin
  • 14. HBSCH Gepredigt! Aber Tauben Ohren!
  • 15. Ein Schnes Wunder
  • 16. Circe, Kannst Du Mich Hren?
  • 17. Theseus! Nein! Nein!
  • 18. Gibt Es Kein Hinber?

総合評価

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ようやくこのCDを聴くことができました。8...

投稿日:2014/05/06 (火)

ようやくこのCDを聴くことができました。80年の日本公演での感動が蘇ってきます。当時20歳直前の私にとって全てが初体験でした。生のウィーン・フィル(しかもピットに入っている。)リヒャルト・シュトラウスの実演。(カラヤンのサロメをLPで聴いだけ)当時ブレイクしたアグネス・バルツァ。(その時のサイン大切にしています。)そして、さいごのカール・ベーム体験でした。高齢で当日キャンセルを心配した初日公演。ドキドキして上野駅を出ました。すると最初に目に入ったのが、文化会館前の赤提灯で一杯飲んでいたに、ウィーン・フィルのメンバー(燕尾服を着ていたから一目で判りました)でした。覚えたてのたどたどしいドイツ語で「今晩、マエストロ・ベームは指揮されますか?」と恐る恐る尋ねると、「Ja,今晩マエストロ・ベームは指揮されますよ。」と真剣なまなざしで答えてくれました。(確か、おでこの眩しいヴァイオリン奏者の方)。この公演の素晴らしさは語り草になっていますが、このCDを聴くと同じ歌手の声でも、4年という時間を感じてしまうのが、思わぬ発見でした。このCDで聴けるのは最高のシュトラウスとベームの音楽であることは間違いありません。今のウィーン・フィルからは自然消滅した、人間を魂ごと包み込むような包容力のある響きや、幸福感に浸れます。そして、フィナーレでの聴衆の反応。正に、オペラを愛しているウィーンの聴衆ならではの、反応です。演奏も素晴らしいけど、この聴衆の反応も是非聴いて欲しいものです。オペラがもっとも幸せだった時代(黒田恭一さんの「雨夜の品定め」の巻末にある奥様の名言)を証明してくれる貴重な記録です。このCDを聴いていると、ほんとうにオペラならではの幸福感に満たされます。このCDをリリースしてくれたレーベルと、当時の出演者に、そしてマエストロ・ベームとシュトラウスに無限の感謝の念を表します。

のび太 さん | 静岡県 | 不明

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このレーベルは貴重な音源を発掘してくれる...

投稿日:2014/03/21 (金)

このレーベルは貴重な音源を発掘してくれるのはよろしいが、何かしらサウンドが薄っぺらくて、ライブのノイズを除去し過ぎたものか、空気感までも排除、聴く気が起きませんでした。この録音もすぐには手を出さなかったのですが、たまたま入手、一聴して驚きました。演奏はとびきりのものですが、音もすばらしい。技術者が変わったのか? 80年の来日初日は聞き逃したものの、シュタイン指揮で聴いた時のグルベローヴァのびっくり歌唱! それがベームの指揮下に、ものの見事に甦ります。私が聴いて来たあらゆる録音の中で、一押しの名盤です。当分、これしか耳にしないことでしょう。星五つでは物足りません。

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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この公演は10年近く前、俗に言う「裏青」と...

投稿日:2012/04/12 (木)

この公演は10年近く前、俗に言う「裏青」と呼ばれる海賊盤で聴いたことがあるが、ヤノヴィッツやバルツァ、グルベローヴァを擁したこの公演を超えるものは、今でもそうお目にかかれないほどだ。正規CDとして発売したOrfeoの見識には脱帽する。UNITELの映像とほぼ近いキャストで演奏も良く似ているが、こちらの方が何といっても生々しくウィーンのサウンドを捉えているし、熱気も違う。個人的にはナクソス島のアリアドネといえば、2000年?秋のシノーポリ指揮ウィーン国立歌劇場来日公演を思い出す。グルベローヴァもウィーンフィルのサウンドもそのままのイメージで(他のキャストは幾分劣ったが)驚いたものだ。あの公演のシノーポリの熱気に比べたら、DGのドレスデン盤は丁寧すぎる分、熱さが薄れている印象だ。話が脱線したが、このベームのライヴはこのオペラを語るには欠かせない名盤となるはずだ。できれば80年?の公演も発売して欲しいものだ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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