シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

『サロメ』全曲 ドホナーニ&ウィーン・フィル、マルフィターノ、ターフェル、他(1994 ステレオ)(2CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4783057
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リヒャルト・シュトラウス:『サロメ』(2CD)
マルフィターノ、ターフェル、ドホナーニ&ウィーン・フィル


ウィーン・フィルの流麗な響きを活かしてスコアの隅々まで明晰に描き出した、ドホナーニの室内楽的とも言える解釈が絶品な1組。妖艶な声で童女のように演じるマルフィターノのサロメ、生々しくも人間的なターフェルのヨハナーンなど、歌手陣もユニークな魅力に溢れています。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・リヒャルト・シュトラウス:『サロメ』全曲

 キャサリン・マルフィターノ(ソプラノ:サロメ)
 ブリン・ターフェル(バス・バリトン:ヨハナーン)
 ケネス・リーゲル(テノール:ヘロデ)
 ハンナ・シュヴァルツ(メゾ・ソプラノ:ヘロディアス)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)

 録音時期:1994年4月
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Richard Strauss - Salome, Op.54 - original version - Scene 1 - "Wie schon ist die Prinzessin Salome heute Nacht!"
  • 02. "Nach mir wird Einer kommen"
  • 03. Richard Strauss - Salome, Op.54 - original version - Scene 2 - "Ich will nicht bleiben"
  • 04. "Siehe, der Herr ist gekommen"
  • 05. "Jauchze nicht, du Land Palastina"
  • 06. "Du wirst das fur mich tun"
  • 07. Richard Strauss - Salome, Op.54 - original version - Scene 3 - Wo ist er...Er ist schrecklich...Wer ist dieses Weib
  • 08. Jochanaan! Ich bin verliebt...Zuruck, Tochter Sodoms!
  • 09. Wird dir nicht bange...LaB mich deinen Mund kussen
  • 10. Richard Strauss - Salome, Op.54 - original version - Scene 4 - "Wo ist Salome?"
  • 11. Es ist kalt hier
  • 12. "Salome, komm, trink Wein mit mir"
  • 13. "Siehe, die Zeit ist gekommen"
  • 14. "Wahrhaftig, Herr, es ware besser, ihn in unsre Hande zu geben!"
  • 15. "Siehe, der Tah ist nahe"

ディスク   2

  • 01. Richard Strauss - Salome, Op.54 - original version - Scene 4 - "Eine Menge Menschen wird sich gegen sie sammeln"
  • 02. "Tanz fur Mich, Salome"
  • 03. Salome's Dance of the Seven Veils
  • 04. "Ah! Herrlich! Wundervoll, wundervoll!"
  • 05. Still, sprich nicht zu mir!
  • 06. "Salome, bedenk, was du tun willst"
  • 07. "Man soll ihr geben, was sie verlangt!"
  • 08. "Es ist kein Laut zu vernehmen"
  • 09. "Ah! Du wolltest mich nicht deinen Mund"
  • 10. "Sie ist ein Ungeheuer, deine Tochter"
  • 11. "Ah! Ich habe deinen Mund gekusst, Jochanaan"

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「サロメ」は、一舞台で構成される単純性、...

投稿日:2021/07/07 (水)

「サロメ」は、一舞台で構成される単純性、全曲で1時間40分くらいの短さ、物語の分かりやすさ、大衆受けする猟奇性などから日本でも人気の高いオペラ作品。オペラとして上演する場合、サロメの舞のシーン(「7枚のヴェールの踊り」 当盤ではCD2枚目の3トラック)が見せ場で、直後のアリアと合わせてサロメ役には相当な体力が要求される。またこのシーンには、妖艶な演出がつきもので、物議のネタになることが多い。しかし、CDで聴くだけならば、オーケストラの楽曲としてエキゾチックなリズム感に溢れた効果を楽しみ、舞台を想像することになる。「サロメ」は、ドホナーニが得意としていた作品の一つで、ウィーンフィルの美麗の限りをつくしたサウンドが立派。この作品は、一種の「俗っぽさ」を持っているのだが、このような立派な演奏で聴くと、当時まじめにドイツロマン派の流儀に即してオペラを書き続けたリヒャルト・シュトラウスの誠実さに頭が下がる思いがする。全般に「7枚のヴェールの踊り」を終えてから、高まる緊迫感を表現したオーケストラの音色が卓越していて、この管弦楽のおりなす重厚な豊饒さが見事。マルフィターノの声は、いかにも頑張った感じがするが、雰囲気は出ており、好意的に捉えたい。ターフェルのその後の活躍を感じさせるヨカナーンも存在感がある。私のイメージでは、もっと寂びた声が相応しいのだが、まぎれもなく立派な歌唱であり、文句はつけにくい。「サロメ」の代表的な録音の一つであるこのドホナーニ盤を、デッカが再発売してくれたことに感謝したい。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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