CD 輸入盤

交響曲全集、交響詩『タピオラ』、3つのフラグメント クラウス・マケラ&オスロ・フィル(4CD)

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4852256
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フィンランド期待の若手指揮者によるデビュー・アルバム

シベリウスの交響曲全集(第1〜7番)と未完の第8番の楽章、最後の交響詩『タピオラ』を収録した、クラウス・マケラ、シベリウス、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団というスカンジナビアのトリオによるアルバムです。
 クラウス・マケラはフィンランド期待の若手指揮者です。オスロ・フィルは100年以上、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、日本、オーストリア、ノルウェー、スイス、ラトヴィアで演奏を行っています。1921年にはシベリウス自身が指揮をしたコンサートもありました。
「マケラのDNAの中にはシベリウスの音楽があり、彼が作品に対してどんな斬新な捉え方をするのか、それを見るのが楽しみだった」(イギリスのオンライン音楽雑誌『バックトラック』)
 2022/23シーズンよりダニエル・ハーディングの後を受けてパリ管弦楽団の音楽監督に就任。(輸入元情報)


【収録情報】
シベリウス:交響曲全集、交響詩『タピオラ』、3つのフラグメント


Disc1
1. 交響曲第1番ホ短調 Op.39
2. 交響曲第2番ニ長調 Op.43

Disc2
3. 交響曲第3番ハ長調 Op.52
4. 交響曲第4番イ短調 Op.63

Disc3
5. 交響曲第5番変ホ長調 Op.82
6. 交響曲第6番ニ短調 Op.104

Disc4
7. 交響曲第7番ハ長調 Op.105
8. 交響詩『タピオラ』 Op.112
9. 3つのフラグメント(ティモ・ヴィルタネン校訂)

 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・マケラ(指揮)

 録音時期:2021年5月25日(1)、2月4,5日(2)、11,12日(3,5)、18,19日(4)、3月4,5日(6)、11,12日(7)、5月31日〜6月1日(8)、6月1日(9)
 録音方式:ステレオ(デジタル)


総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
7
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
演奏水準が高く、相当丁寧に仕上げていると...

投稿日:2023/10/22 (日)

演奏水準が高く、相当丁寧に仕上げているという印象です。ただ、神経質というわけではなく、特に1番や2番などの初期〜中期作品は余裕のある歌心を見せています。3番以降も、まるで何度も指揮してきたかのように自然な音作り。4番や5番に見られる表現主義的な、ある種晦渋な部分についても過度に切り詰めることなく、落ち着いて楽想を展開していきます。6番の静謐な美しさも見事ですし、最後の7番も堂々と鳴らします。あまり年齢云々を指摘するのは好ましく思いませんが、わずか20代でここまでの余裕を見せるとは、天才指揮者は言い過ぎとしても、どんなレパートリーも吸収して対応していく力を持った指揮者であることは間違いないでしょう。それにしても、全集(しかもデビュー盤として!)をいきなり出すとは、かなり大胆です。悪いとは思いませんが、折角なら《タピオラ》以外にも、《ポヒョラの娘》や《トゥオネラの白鳥》、《悲しいワルツ》などの管弦楽作品も一緒に聴きたかったですね。今後出るかもしれませんので、その時まで大いに期待しています。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

2
★
★
★
★
★
シベリウスは好きでいろいろと聴いてきまし...

投稿日:2023/10/21 (土)

シベリウスは好きでいろいろと聴いてきましたがこの全集はすごい!派手さも機敏さも感じないが随所にハッと息を呑む美しさがあり、音のバランスも私は好きです。録音が良いこともこの演奏の良さを大きく手伝っていると思います。 私の中でシベリウスの交響曲暫定第一位の演奏です!

かめちゃん さん | 岡山県 | 不明

2
★
★
★
★
★
思索する若き巨匠、とでも言えようか。他の...

投稿日:2023/02/15 (水)

思索する若き巨匠、とでも言えようか。他の方のレヴューの通りです。フレージング一つ一つを無造作にせず、意味を持たせる。父子ヤルヴィのように運動神経で滑っていくテンポ感とは違い、意味を表現するために、間、ためを作る。元気と場面転換の妙だけが取り柄で末は平凡になっていく若手もいるので好感が持てる。それもマゼールやティーレマンにたまに見られる恣意性は感じない。決然とした表現もある。オスロフィルを聴くのは久しぶりだが、ヤンソンス時代と比して、機能的かつインターナショナルなオケになったかな。指揮者の表現に素晴らしくよく付いて行く。大オーケストラだとリハーサルが短かったり、オーケストラの力量が高いのでそれに酔い、オケに任せてしまい、せっかくの個性を薄めてしまう方もいる。彼が大オーケストラでどんな音楽を紡ぎ出すか。彼に希望を託し、今後を見守りたい。実に含蓄のあるシベリウスだと思う。

おとちゃん さん | 大分県 | 不明

5

シベリウス(1865-1957)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品