シェーンベルク(1874-1951)

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CD

シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』、ヴェーベルン:管弦楽曲集 アバド&ウィーン・フィル

シェーンベルク(1874-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4814
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アバド名盤1600
シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』、ヴェーベルン作品集


アバド誕生80年記念。強制収容所での惨劇を題材とする『ワルシャワの生き残り』と、20世紀音楽に大きな影響を与えたヴェーベルンの作品を収録した1枚。同時代の音楽へも精力的な取り組みを行っていたアバドは、新ウィーン楽派演奏も得意としていました。濃厚で豊麗な響きと冴えた鋭利さが魅力的な録音です。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
1. シェーンベルク:『ワルシャワの生き残り』 op.46
2. J.S.バッハ/ヴェーベルン編:『音楽の捧げもの』から6声のフーガ(リチェルカーレ)
3. ヴェーベルン:オーケストラのためのパッサカリア op.1
4. ヴェーベルン:オーケストラのための6つの小品 op.6(1909年オリジナル版)
5. ヴェーベルン:オーケストラのための5つの小品 op.10
6. ヴェーベルン:オーケストラのための変奏曲 op.30

 ゴットフリート・ホーニク(語り手:1)
 ウィーン国立歌劇場男声合唱団(1)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1989年5月(1)、1990年4月(2-5)、1992年4月(6)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

新ウィーン楽派も得意としていたアバドの名盤の一つ。ナチスのユダヤ人虐殺をテーマにした「ワルシャワの生き残り」でのドラマティックな緊張感や、ヴェーベルンでの豊かな音楽性など、新鮮な世界を創り上げている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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アバドの演奏をどう評価するかより、CDの少...

投稿日:2007/08/21 (火)

アバドの演奏をどう評価するかより、CDの少なさのせいなのか評価の対象になる事が稀であるワルシャワの生き残りは、聴いたことがない人は絶対聴いてみて欲しい。十分に満たない曲であるけれどそれ以上の存在感を示す曲である。この曲を取り上げてくれたアバドに感謝。ちなみにアバドのこの曲の演奏には、ザルツブルクでのマーラーユーゲントoとのCDが発売された事があったが今は廃盤になっている様だ。

yachi さん | 埼玉県 | 不明

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例えば後期ロマン派と関連して論じられたり...

投稿日:2007/06/02 (土)

例えば後期ロマン派と関連して論じられたり、シェーンベルクの怒りを最大級に表出した表現主義の最も特徴的な作品である「ワルシャワ」を要求通りに演奏しているか、の視点から論じられたら立場が無い。シェーンベルクの怒りの告発のような作品を所詮は他人事のように処理する態度がアバドらしいが、そこが気に障る人ならこの演奏は許せないだろう。脱構築の立場から演奏した表現主義を解体する実験と考えれば納得できる。冷静に細部をつつく演奏も面白い。

ドクターハーブ さん | 宮沢 | 不明

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素晴らしい一枚。《ワルシャワ》は聴き手が...

投稿日:2006/05/12 (金)

素晴らしい一枚。《ワルシャワ》は聴き手が過度の激烈さを求めがちだが、ここでは音楽そのものを見事に再現している。それゆえこれまで気がつかなかった細かなニュアンスや表情を聞き取れる。しかしそこが物足りないと言う方もあろう。他の収録曲も同傾向の演奏で、精密さを持って演奏された《パッサカリア》(カラヤンの肥大した演奏など比べ物にならない)、ウェーベルン特に《5つの小品》の的確な演奏はまず文句なし。それぞれの曲においてベスト…といいたいが、VPOのサウンドの美しさで他盤を大きく引き離している。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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