作曲家没後20年記念、ツェンダーによるシェルシの管弦楽曲集!!
(ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.17)
今年没後20年を迎えるイタリアの特異な作曲家シェルシの主要なオーケストラ作品を集めた画期的なアルバム。シェルシは一つの音を徹底的に持続させ、その音の倍音や色彩の変化で音楽を構成させる作曲家としてスペクトル楽派にヒントを与え、20世紀後半以降の現代音楽界に大きな影響を与えました。オーケストラはシェルシが夢見るヴィジョンを具現化するのにうってつけの媒体であり、シェルシ入門用としても最適です。ツェンダー指揮によるバイエルン放送響も他の追随を許さぬ大変優れた演奏。全てムジカ・ヴィヴァ音楽祭におけるライヴ。(TOBU)
ジャチント・シェルシ(1905-1988):管弦楽作品集
@チュクルム(1963)〜大編成の弦楽オーケストラのための
A4つの部分(1959)〜オーケストラのための
B自然の再生(1967)〜11弦楽器のための
Cヒムノス(1963)〜オルガンと2つのオーケストラ・グループのための
ハンス・ツェンダー指揮(A〜C)
ペーター・ルンデル指揮(@)
バイエルン放送交響楽団
エリザベト・ツァヴァドケ(Org)
録音:2001年2月2日(@)、2006年3月3日(A〜C)、いずれもライヴ