合唱作品集　ヴェンツァーゴ、アルマン指揮ＭＤＲ交響楽団＆合唱団

リート最後の巨匠シェックの合唱作品集、世界初録音

最近ではBISも録音に手を染め始めたシェックは、母国のレーベルclavesが長年力を注いできたスイスの作曲家。これは400曲近くの歌曲を残して、リートの流れを汲む最後の巨匠といわれる彼の合唱作品を収めたアルバムです。
　レーナウ、メーリケ、アイヒェンドルフ、ヘッセの詩をもとに、アカペラの男声合唱、女声合唱とピアノ、混声合唱とフルオケ、またバリトンと小編成の男声合唱にピアノと打楽器とチューバと3本のトロンボーンが加わるという特殊なものまで編成は多岐にわたります。いずれも濃厚なロマンチシズムを湛えていて、味わい深い内容です。（キングインターナショナル）

シェック：
・叩け！叩け！太鼓を Op.26
・御者 Op.18
・バッカス賛歌 Op.22
・行楽の歌 Op.24
・春の歌謡祭のために Op.54
・カンタータ Op.49
・まぼろし Op.63
・回顧（堅信礼のための）
・格言 Op.69-1
・立ち寄り Op.69-2
・3人の男 Op.No.39
・大工の格言 Op.43
・機械の戦い Op.67a
・刈り込んだオーク Op.67b
　マルティン・ホムリッヒ（テノール）
　ラルフ・ルーカス（バス＝バリトン）
　ＭＤＲ交響楽団＆合唱団
　マリオ・ヴェンツァーゴ、ハワード・アルマン（指揮）
　録音時期：2006年12月4-6日、2007年1月3-5日
　録音場所：ライプツィヒ、中部ドイツ放送ゼンデザール