サン=サーンス (1835-1921)

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SHM-CD

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番、ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 チョン・キョンファ、ローレンス・フォスター&ロンドン交響楽団

サン=サーンス (1835-1921)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCS50326
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

クラシック百貨店〜フレンチ・クロニクル
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番、ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番


【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】
ヴァイオリンの名手サラサーテに捧げられたサン=サーンスの協奏曲。自身優れたヴァイオリニストであったヴュータンの協奏曲。どちらも古典的なスタイルをとりながら、華やかな技巧や甘美な旋律をちりばめた魅力的な作品です。チョン・キョンファのシャープで情熱的な演奏はこれらの作品にうってつけといえましょう。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
2. ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 Op.37

 チョン・キョンファ
(ヴァイオリン)
 ロンドン交響楽団
 ローレンス・フォスター
(指揮)

 録音:1972年12月(1)、1974年10月(2) ロンドン

収録曲   

  • 01. ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61 第1楽章:Allegro non troppo
  • 02. ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61 第2楽章:Andantino quasi allegretto
  • 03. ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61 第3楽章:Molto moderato e maestoso-Allegro non troppo
  • 04. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 作品37 Allegro non troppo
  • 05. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 作品37 Adagio
  • 06. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 作品37 Allegro con fuoco

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サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番に...

投稿日:2010/11/28 (日)

サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番について本演奏を他盤で聴いておりますのでコメントさせていただきます。この演奏(バックはフォスター/LSO)は1974年チョン・キョンファ26歳頃の録音で鮮烈なデビューからどうやら落ち着いた時期のものです。演奏タイムは@9’49A9’05B11’28とやや私には長めの感じに受け取りました。華やか且つ甘美な技巧を要求されるこの曲に彼女は持前の魂を入れ込めて没入している演奏姿勢は基本的には変わっていないのでしょう。第1楽章深い底からすぐに序奏にヴァイオリンは奏でるのですが前面的に出て来てその節回しというか厳しささえ感じさせる表現は彼女らしいです。その情熱的ロマンスをまぁその完璧なテクニックでその〆も思い切った終わり方を示します。私にはバックがやや粗い印象も受けました。夢見る様な緩徐楽章では笛に似た音も出さなければならない部分も経て情緒のあるエンドに導きます。続く楽章カデンツァ的なものも含んでやや曲自体散漫な処に入っても彼女の緊張感は持続し第1楽章曲想に戻った後半曲自体の雑?な推移もありながら飛び跳ねる様な軽快感のある動機がしっかり辻褄を合わせて終わります。全曲通してやはり彼女の生々しい凄まじさが聴きもので迫力に満ちた演奏であります。私のこの曲への関心の浅さにもよるのでしょう、繰り返すみたいですが彼女が力めば力む?ほどこの曲のフランス的洒落っ気とこの演奏との落とし処の兼ね合いとも私自身闘ったのが正直な気持であります。他の曲は未聴ですので素晴らしいランクに止めておきます。一時指を痛めていたチョン・キョンファも還暦を過ぎてその芸風からもあってか少し録音から遠ざかって久しいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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