デビュー・ディスク・シリーズ〜マーティン・サックリング:管弦楽作品集
マーティン・サックリングはイギリスの若手作曲家でヴァイオリニストでもあります。作曲をジョージ・ベンジャミンに師事、現在王立音楽院で教鞭を執りつつ作曲活動を続けています。師匠ベンジャミンの影響からか新印象主義、新ロマン主義的な傾向の作風を持ち、手堅い管弦楽法も相まって聴きごたえのある音響空間を作り上げています。
ピアノ協奏曲は忙しなく動き回るピアノに管弦楽が鉄槌を下すようなクラスターを打ち込みます。ユーモアがあり、ジャズの影響を感じさせる秀作です。(輸入元情報)
【収録情報】
サックリング:
1. ホワイト・ロード〜エドムンド・デ・ワールによる
2. 放流
3. ピアノ協奏曲
4. 旅立ちの風景
キャスリーン・ブライアン(フルート:1)
タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ:3)
BBCスコティッシュ交響楽団(1-3)
BBCフィルハーモニック(4)
イラン・ヴォルコフ(指揮)
録音:2013年、2020年