サイ、ファジル(1970-)

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CD 輸入盤

トロイ・ソナタ、3つのバラード、ブラック・アース ナタリヤ・トカチェンコ

サイ、ファジル(1970-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NEOS12319
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

作曲家ファジル・サイのピアノ作品集!

ピアニストとして並外れた才能を持つファジル・サイは、作曲家としてもその能力をいかんなく発揮しています。その作品は5つの交響曲を始めとして多岐に渡り、2つのオラトリオ、協奏曲、その他にも室内楽曲から器楽曲にまで及びます。フランスのフィガロ紙は彼を「21世紀最大のアーティストであり、天才だ」と評しています。
 ファジル・サイが2018年に作曲した『トロイ・ソナタ』を中心に収録された本アルバムでは曲の特色に合わせて2種類のピアノが用いられました。ウクライナ出身のピアニスト、ナタリヤ・トカチェンコによって選ばれたのは、『トロイ・ソナタ』では深みのある重低音が特徴であるスタインウェイ D-274が、そして『3つのバラード』と『ブラック・アース』ではより抒情的な音色が魅力のスタインウェイ O-180が用いられました。このことにより、サイの作品がより明確に表現されその魅力が存分に理解されることでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
サイ:
● トロイ・ソナタ Op.78
● 3つのバラード Op.12
● ブラック・アース Op.8

 ナタリヤ・トカチェンコ
(ピアノ)

 録音時期:2022年9月14,15日&2023年4月25,26日
 録音場所:ドイツ、アルゴイ、ケンプテン市立劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル)

【ファジル・サイ プロフィール】
1970年にトルコの首都アンカラに生まれたファジル・サイはアンカラ国立音楽院でピアノと作曲を学んだ。17歳の時に奨学金を得て、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院でデヴィッド・レヴァインに5年間師事した。92年から95年までベルリン音楽院に学ぶ。94年にニューヨークのヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで優勝し、それをきっかけに国際舞台での活躍が始まった。
ファジル・サイは、ニューヨーク・フィル、イスラエル・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ管、サンクトペテルブルク・フィル、BBCフィル、フランス国立管など、世界中の一流オーケストラに定期的に客演している。また、ルツェルン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、ルール・ピアノ・フェスティヴァル、ラインガウ音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、モンペリエ音楽祭、ボンのベートーヴェン音楽祭に出演し、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会ホール、東京のサントリーホール、ニューヨークのカーネギー・ホールとエイヴリー・フィッシャー・ホールなど、世界各国の一流ホールで演奏してきた。室内楽の分野ではユーリ・バシュメット、シュロモ・ミンツらと共演している。04年にはマキシム・ヴェンゲーロフと共にヨーロッパとアメリカに大規模なツアーを行い、カーネギー・ホール、ウィーン楽友協会ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ロンドンのバービカン・センター、ザルツブルク音楽祭で演奏した。2006年にはモルドヴァ出身のヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤとデュオを結成した。
サイはジャズと即興演奏への関心からトルコのネイの名手クツィ・エルグネルと共に「ワールド・ジャズ」クァルテットを創設した。2000年夏に同クァルテットはサン・ドニ(パリ近郊)、パリ、モンペリエ、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル、イスタンブール・ジャズ・フェスティヴァル、ジュアン・レ・パン・フェスティヴァル(仏南東部)で演奏して大好評を博した。05年と07年にはモントルーに再登場し、ボビー・マクファーリンらと共演した。
ファジル・サイはピアニストであると同時に作曲家でもある。16歳で『黒い賛歌』を作曲。1991年にはピアノとヴァイオリンのための協奏曲をベルリン交響楽団と初演、96年には2作目のピアノ協奏曲『シルクロード』がボストンで初演され、この曲は2003/04年のシーズンには十数回も演奏された。トルコ文化省からの委嘱でトルコの有名な詩人ナズム・ヒクメットの詩に基づいて作曲したオラトリオ『ナズム』は01年にトルコ大統領の臨席のもとアンカラで初演された。また、02年1月にはフランス国営放送とクルト・マズアから委嘱を受けて作曲したピアノ協奏曲第3番をエリアフ・インバル指揮フランス国立管と共にパリで初演し、一般聴衆にも評論家にも絶賛された。03年にはオラトリオ『メティン・アルティオクのためのレクイエム』を5000人の聴衆を迎えてイスタンブール・フェスティヴァルで初演。05年5月には、スイスのチューリヒ工科大学(ETHチューリヒ)から委嘱されたピアノ協奏曲第4番をルツェルンで自ら初演した。サイにはピアノと管弦楽のための非常に技巧的な編曲もあり、モーツァルトによる『トルコ行進曲"ジャズ"』や『パガニーニ・ジャズ』などの作品がある。
ウィーン市は、モーツァルト生誕250周年を記念したバレエをサイに委嘱し、06年2月1日にウィーンで初演された。同年のザルツブルク音楽祭でピアノ・ソロの新作を発表した。08年2月には、最初のヴァイオリン協奏曲『ハーレムの千一夜』がパトリシア・コパチンスカヤのソロとジョン・アクセルロッド指揮ルツェルン交響楽団によって初演された。
2003年にはフランス国営放送の、05年にはブレーメン音楽祭で「アーティスト・イン・レジデンス」に指名された。05年5月にはスイスのハンス=ウルリヒ・シュルンプフ監督の映画「Ultima Thule」の音楽を作曲した。05年夏には、フランス=ドイツ共同のテレビ局Arteがファジル・サイの特番をイスタンブール、アスペンドス、ミュンヘン、その他で撮影して制作。
2004年春には日本各地でリサイタルを行うと共に大阪フィル及び東京交響楽団と共演し、絶賛を博した。05年12月には東京でClassic meets Jazz をテーマにしたリサイタル及びTranscriptionをテーマにしたレクチャーを行い、東京交響楽団の定期演奏会に出演して自作とガーシュウィンを演奏して喝采を浴びた。06年10月にはリサイタル・ツアーを行い、07年7月にはクラシック音楽によるリサイタルと自作及び即興によるリサイタルを連続して行なった。
2008年にはイスラエルの建国60周年記念式典に招かれたのをはじめ、エジンバラ、アテネ、プラハ、カンヌ、モンペリエ、ヴェルビエ、モントルーの各音楽祭、ウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン・コンツェルトハウス、チューリヒ・トーンハレ、パリ・シャトレ座の各ホールで演奏する。11月から12月にかけては日本に滞在し、5日間にわたる東京での演奏会とツアーを行なう。その後に中国を訪問する予定。また、ドルトムント・フィルハーモニック・コンサート・ホールのシーズン・クリップ・ビデオのために作曲した音楽がドイツ・アート・ディレクターズ・クラブの金賞を受賞した。
2008年にファジル・サイはブラジルを代表する作家パルロ・コエーリョらと並んで「文化間の対話のための大使」に任命された。

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サイ、ファジル(1970-)

1970年、トルコのアンカラに生まれ、アンカラ国立音楽院でピアノと作曲を学んだ。 17歳で奨学金を得て、デュッセルドルフのシューマン音楽院に留学し、デイヴィッド・レヴァインに師事した。その後1992年から1995年までベルリン音楽院で学び、1994年ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝、国際的な演奏活動を開始した。 <活躍 〜ピアニストとして〜> 世界各地の主要オーケスト

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