最後のウィネベーゴ 奇想コレクション

コニ・ウィリス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309621975
ISBN 10 : 430962197X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,380p

内容詳細

読後に深い余韻を残す表題作から抱腹絶倒のコメディまで、アメリカSF界の女王ウィリスのベスト・オブ・ザ・ベスト4本を厳選。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など、収録作4篇あわせて12冠という傑作集。

【著者紹介】
コニー・ウィリス : 1945年コロラド州デンヴァー生まれ。1982年発表の短篇「クリアリー家からの手紙」「見張り」を皮切りに、ヒューゴー賞、ネビュラ賞はじめあらゆるSF賞を総ナメにする活躍を見せ、“アメリカSFの女王”の座を獲得する。87年、南北戦争をテーマにした第一長篇『リンカーンの夢』でジョン・W・キャンベル記念賞を受賞。92年には、第二長篇『ドゥームズデイ・ブック』とコメディ短篇「女王様でも」で、SF界の三大タイトル(ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞)を同時に制覇する空前絶後の快挙をなしとげた

大森望 : 1961年生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    短編集というのでもっと多く収められていると思ったのですが、中篇ですね。SFとはいうものの、どちらかというとコミカルなものや表題作のようなじっくりと考えさせてくれるものとかさまざまあります。数は少ないけれどバラエティに富んでいて水準以上だと感じました。長編の「犬は勘定には入れません」よりかは読みやすい気がしました。なんか日本人の作家の書くような感じもします。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    甘いものが無性に食べたくなり、胸や頭、腹が痛み、体温も不安定となり、「女」だと唯一、分かる「あれ」を知らせるために苦心する家族会議の『女王様でも』にぎゃふんと言わされました(笑)表題作の「コヨーテを轢き殺したのは誰か」という問いから思い出された犬との思い出話は少し、切ないです。

  • 愛玉子 さん

    読み始めは、テンション高めの登場人物たちが話している内容がよくわからず、会話についていくので精一杯という感じなのだが、わかってくるとあーなるほど…(ニヤリ)となる。『女王様でも』はあけすけなガールズトークが可笑しかった。一生の間に八年かぁ。そんな計算をしたことがなかったので、今さらながらうへぇ、と思う(苦笑)。表題作はちょっとほろ苦く切ない幕切れが良い。ただ、表紙の犬がウィネベーゴという名だと勝手に思っていたのだが、全然違っていたのでちょっとびっくり。

  • 昭和っ子 さん

    めちゃめちゃ伏線がばらまいてあるので、それを拾いつつ読むのに集中力がいったが、ラストにうまく収束させてくれる所が技ありだった。お気に入りは「スパイス・ポグロム」。私もあの手のハリウッドクラシック大好き!ワクワク感すごく出てた。ストーリー進行の途中に過去の場面が急に挟み込まれる所と、女性が「セクシーだけど頼りがいのある」キャラなのがハリウッド映画っぽかった。「女王さまでも」の「必要もないのにそんな目にあいたがるなんて頭がおかしい人間だけ」というセリフが笑えた。サイクリストよりも他の人達の方が鷹揚に思える。

  • ののまる さん

    アハハハハ(^○^) 時々声に出して笑ってしまった。楽しかった!時々ホロッとしたり、あら素敵〜と、ときめいたり。

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