フィンランドのペッカ・コスティアイネンによる復活祭オラトリオ
フィンランドのペッカ・コスティアイネンは『コスティアイネン自作を指揮する』のアカペラ合唱作品で主に知られます。復活祭オラトリオ『復活祭の三日』は、レクィエム(2016)と同じくユヴァスキュラ教区とユヴァスキュラ・シンフォニア(シンフォニア・フィンランディア)の共同委嘱を受け、独唱者、合唱と管弦楽のための音楽として作られました。「キリエ」「福音」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」の『聖木曜日のミサ』、「福音」「地上は暗闇となった」「聖十字架の苦しみ」など「聖金曜日の典礼」の『受難』、「開始のコラール」「グローリアと頌歌」「福音」「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」「最後の祝い」の『復活祭のミサ』と、3つの部分で構成された作品です。2000年4月23日、マルクス・レへティネンが指揮してユヴァスキュラのタウルマキ教会で初演。「嵐のような」成功をおさめ、その後のイースター期間中にもくり返し演奏されてきました。ユヴァスキュラ・シンフォニアと首席指揮者ヴィッレ・マトヴェイェフ[1986–]の演奏は、この作品の初録音です。(輸入元情報)
【収録情報】
● コスティアイネン:復活祭オラトリオ『復活祭の三日』(2000)
聖木曜日のミサ
受難
復活祭のミサ
カイサ・ランタ(ソプラノ)
ミンヤ・ニーラネン(ソプラノ)
イェニ・パカレン(メゾ・ソプラノ)
シモ・マキネン(テノール)
タパニ・プラトハン(バス・バリトン)
ムジカ合唱団
ユヴァスキュラ・シンフォニア
聖ミカエル弦楽オーケストラ
ヴィッレ・マトヴェイェフ(指揮)
録音時期:2019年
録音方式:ステレオ(デジタル)