ロシア音楽の父であるふたりのドイツ人作曲家の秘曲登場!
ロシア音楽史に興味のある向きは見過ごせない世界初録音。フランツ・クサヴァー・ゲーベル[1787-1843]とカール・シューベルト[1811-1863]はともにドイツ人ながら、19世紀前半のロシア芸術音楽黎明期に道標を示した重要な作曲家。ゲーベルは1817年からずっとモスクワに住み、ドイツ古典派の作曲技法を教えました。またシューベルトは1840年代にペテルブルクでチェロの名手として活躍しました。ともに大編成の室内楽曲を残しましたが、それがロシアの伝統となり、ショスタコーヴィチにまでつながっています。
ホフマイスター四重奏団は2002年創立のドイツの団体。古典派から初期ロマン派作品を中心レパートリーにしています。(輸入元情報)
【収録情報】
● フランツ・クサヴァー・ゲーベル:複弦楽五重奏曲ニ短調 Op.28
● カール・シューベルト:弦楽八重奏曲ホ長調 Op.23
ホフマイスター四重奏団
ヴロツワフ・バロック・オーケストラのメンバー
録音時期:2017年
録音場所:ベルリン、アンドレアス教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)