CD

Sonata & Interlude: Pescia(P)

Cage, John (1912-1992)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MAECD1227
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ケージ:ソナタとインターリュード全曲
セドリック・ペシャ(プリペアド・ピアノ)

日本語解説付き

あまりにも美しい、煌びやかな音色
解説全訳付。欧州の現代音楽最前線を支える「aeon」、
素晴しいピアニストと名盤を作りました。

20世紀現代音楽のまごうことなき旗手のひとりジョン・ケージは、なんと2012年で生誕100周年! この記念すべき年に、あらためてケージが現代文化シーンに(音楽に限らず、ということでもあるでしょう)なした貢献について考えようとするとき、私たちはやはり彼の初期の傑作『ソナタとインターリュード』を聴かずには過ごせないのだと思います。独自の音楽哲学・音響理念のもと、数々の物議を醸したケージですが、ここで演奏されるのは全20曲からなるピアノ独奏曲。ただ、ピアノは決して普通に弾かれない・・・現代音楽用語ではもはや「ピアノをプリペアする」という表現はすっかり一般的になりましたが、1948年に完成したこの『ソナタとインターリュード』こそは、弦にさまざまな詰め物をしたり、障害物を挟んだりして全く新しい音響をこの楽器から引き出す、いわゆるプリペアド・ピアノの手法が最初に用いられた歴史的傑作にほかならないのです。ケージがまだ30代の頃(バッハでいえばケーテン時代、ベートーヴェンで言えば最初の弦楽四重奏曲集から「傑作の森」にさしかかる頃)に発表したこの作品集、プリペアド・ピアノのノウハウをよくわきまえた演奏家が弾けば、ピアノとは思えない実にハーモニアスかつ煌びやかな音色に、確かな「美」を宿らせることができるです。
 そんな離れ業をここで展開してみせたのは、現代芸術を大切にしてきた国スイスで、長年「Claves」に数々の録音を残してきた俊才ペシャです。
 例によって解説も的確(日本語訳付)、ケージと聞いて怖気をふるっていた人にも聴いてほしい、美しすぎる現代音楽の世界がそこに広がっています。(Mercury)

【収録情報】
・ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード (1946-48)

 セドリック・ペシャ(プリペアド・ピアノ)

 録音時期:2011年
 録音方式:デジタル

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