グレツキ、ヘンリク・ミコワイ(1933-2010)

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DVD 輸入盤

交響曲第3番『悲歌のシンフォニー』〜ドキュメンタリー トニー・パーマー監督(日本語字幕付)

グレツキ、ヘンリク・ミコワイ(1933-2010)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
109131
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ドキュメンタリー『ヘンリク・グレツキ:悲歌のシンフォニー』
監督:トニー・パーマー

日本語字幕付き

20世紀の半ば、ロシア、ポーランドなど共産主義政権下の音楽家たちは当局から厳しい抑圧を受けていました。しかし1956年にポーランド、ワルシャワで現代音楽祭「ワルシャワの秋」が始まったことで、彼らの創造の自由が一気に緩和され、数多くの作曲家たちが思い思いの音楽を書くようになっていきます。ヘンリク・グレツキもその一人であり、いくつかの実験的な作品を通じて国際的に知られて行くようになります。しかし1970年代に入ると、グレツキは前衛的な作風に背を向け、少しずつ宗教的、瞑想的な音楽を書くようになります。
 1976年、ソプラノ独唱と管弦楽のために書かれた『悲歌のシンフォニー』はこの時期のグレツキを象徴する作品で、ゆったりとしたテンポで歌うオーケストラと、様々な時代の嘆きの詩を歌うソプラノが醸しだす雰囲気は、確かに新しい時代を予測させるにふさわしいものだったのです。しかし、この作品が世界中の人々に広く知れ渡ることになったのは、1992年に録音されたドーン・アップショウとジンマン&ロンドン・シンフォニエッタの演奏によってであることは間違いありません。当時、現代音楽の先鋒であったノンサッチ社は、この盤も単なる「普通の新譜」としての扱いでしたが、イギリスの放送局がこの曲の第2楽章を番組のテーマ音楽として使用したため、多くの人の耳に届くこととなり、それは爆発的な人気となって、遂にイギリスのクラシック・アルバム・チャートで第1位を獲得することとなります(全アルバム・チャートでも第6位)。
 この映像は、名監督トニー・パーマーが『悲歌のシンフォニー』の成り立ちを追いながら、抑圧された作曲家グレツキの本質に迫っていくものです。なぜこの曲が生まれたか、そして人気を確立したか。これらが淡々と描かれていきます。(ARTHAUS)

【収録情報】
● ドキュメンタリー『ヘンリク・グレツキ:悲歌のシンフォニー』

 監督:トニー・パーマー

 収録時間:本編53分
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ(ポーランド語、ドイツ語)
 字幕:英、独、仏、韓、日
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

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演奏は良いのですが、作曲者へのインタビュ...

投稿日:2011/06/21 (火)

演奏は良いのですが、作曲者へのインタビュー音声が時折演奏本編に重ねられているのかなり助間です。しかも音声が入ると演奏の音量も下げてます。こういうのは楽章毎の頭にまとめて貰いたいものですね。何でこういう作り方をしたのか理解に苦しみます。演奏している場面が少ないのも残念な所です。

ぶる さん | 東京都 | 不明

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