グレツキ、ヘンリク・ミコワイ(1933-2010)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

コンチェルト=カンタータ、小レクィエム、3つの舞曲、他 ヴィト&ワルシャワ・フィル

グレツキ、ヘンリク・ミコワイ(1933-2010)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572872
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

グレツキ:コンチェルト=カンタータ、小レクィエム
ヴィット&ワルシャワ・フィル


あの感動的な『悲歌のシンフォニー』で知られるグレツキの4つの作品。これらからは彼の表現の多様性がまざまざと感じられることでしょう。
 13楽器とピアノのための『あるポルカのための小レクィエム』はまるでペルトを思わせるような極限まで音を切り詰めた響きで始まります。しかし第2楽章のアレグロは激しい慟哭となり、人によっては伊福部作品を思い出してしまうかのような音型も聞こえてきます。彼が時として好んだ短い音型の執拗な繰り返し(ミニマル)は聴き手の心を抉り取るかのようです。そのうち曲は落ち着きを取り戻しますが、また第3楽章で喧騒に引き戻されます。「これがグレツキの音楽?」心地よい驚きとともに傾れ込む第4楽章は、お待ちかねのグレツキの世界。鐘の音に誘われ、聴き手は見せかけだけの楽園へと進みます。この曲で心の安寧を求めるのは難しいかもしれませんが、グレツキを単なる「ヒーリングの作曲家」として認識していた人には、衝撃的な驚きをもたらすことは間違いありません。「1990年代の作品は沈黙が支配する」とされるグレツキですが、ここで聴く作品ではもっと攻撃的で高揚したグレツキを発見できるでしょう。ヴィット&ワルシャワ・フィルの演奏で。(NAXOS)

【収録情報】
グレツキ:
1. あるポルカのための小レクィエム Op.66 (1993)
2. コンチェルト=カンタータ Op.65 (1992)
3. ハープシコード協奏曲 Op.40 (1980)(ピアノとオーケストラ版)
4. 3つの舞曲 Op.34 (1973)

 アンナ・グレツカ(ピアノ:1-3)
 キャロル・ウィンセンス(フルート:2)
 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
 アントニ・ヴィット(指揮)

 録音時期:2011年4月、9月
 録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

グレツキ、ヘンリク・ミコワイ(1933-2010)に関連するトピックス

  • グレツキ:ノンサッチ録音集(7CD) レトロスペクティヴ、回顧的というタイトルが付されたシリーズからのリリースではありますが、新作アルバムの交響曲第4番も... HMV&BOOKS online|2015年08月13日 (木) 12:10
    グレツキ:ノンサッチ録音集(7CD)
  • グレツキ・ボックス(3CD) 『悲歌のシンフォニー』で知られるポーランドの作曲家、グレツキの代表作をまとめたセットがナクソスから登場。 HMV&BOOKS online|2014年03月11日 (火) 00:30
    グレツキ・ボックス(3CD)

おすすめの商品