オリヴァー・マスカレーニャスが弾くグルダ&カプースチン!
23歳でハノーファー北ドイツ放送フィル(NDRフィル)のチェリスト(その後数年間は最年少メンバー)となり、クラシックにジャズ、ポップ、ヒップホップなどが出会う情熱的なプロジェクトを作ってきた奇才、オリヴァー・マスカレーニャスのデビュー・レコーディング。グルダの没後20周年記念として2020年に録音されたこのアルバムは、ロマンティックな旋律や牧歌的なサウンドからジャズ、ロック、マーチ、民俗音楽など様々な表情が飛び出すフリードリヒ・グルダの『チェロ協奏曲』に、「クラシックとジャズの融合」の象徴的存在ニコライ・カプースチンが1999年に書いたチェロとピアノのための作品3つを収録した意欲作です。
更に、NDRが保有する音源より、フリードリヒ・グルダがジャズ・ピアノ・トリオの編成でジャズ・スタンダードを弾いた1958年録音という貴重な録音も収録。このバンドでベースを務めるハンス・ラストは、別名ジェームス・ラストの名前でも活動した作曲家、ビッグバンド指揮者。TV番組「プロ野球ニュース」の「今日のホームラン」で使われた音楽の作曲者でもあります。
ドイツの奇才チェリスト、オリヴァー・マスカレーニャスが圧倒的なパフォーマンスを魅せるグルダ&カプースチン。グルダのファンやジャズ・クロスオーヴァー作品の愛好家は必聴です!(輸入元情報)
【収録情報】
1. グルダ:チェロと吹奏楽のための協奏曲
2. カプースチン:ワルツのように Op.98
3. カプースチン:エレジー Op.96
4. カプースチン:ブルレスク Op.97
オリヴァー・マスカレーニャス(チェロ)
ヨハネス・ニース(ピアノ:2-4)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー金管アンサンブル(1)
ゲルト・ミュラー=ロレンツ(指揮:1)
録音時期:2020年2月15,16日(1)、6月19日(2-4)
録音場所:ハノーファー、NDR小ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
『フリードリヒ・グルダ・プレイズ・ジャズ』
● チュニジアの夜
● デローネイのジレンマ
● ブルー・ン・ブギ
● ドゥーイン・ザ・シング
フリードリヒ・グルダ(ピアノ、リコーダー)
ハンス・ラスト(ベース)
カール・ザンナー(ドラム)
録音時期:1958年1月19日
録音場所:ハンブルク、ロルフ・リーバーマン・スタジオ(NDRスタジオ10)
録音方式:モノラル