バイバ・スクリデ/グバイドゥーリナ:三重協奏曲
近年グバイドゥーリナ作品に熱心に取り組んでいるバイバ・スクリデ。2023年のNHK交響楽団との共演でも『オッフェルトゥリウム』を演奏し、欧米各地でも彼女の作品を積極的にとりあげています。
アルバム1曲目は、グバイドゥーリナがしばしば用いるバヤン(ロシアやウクライナのボタン式クロマティック・アコーディオン)を含む三重協奏曲。超絶技巧を駆使する3人のソリストをマンゼが率いるオーケストラが支えています。ヴァイオリンとチェロのためのソナタ『歓喜せよ!(Freue Dich!)』は1981年の作品ですが、宗教的な内容を持つとして演奏が許可されず、ペレストロイカ後の1988年にようやく初演されました。2つの楽器が張り詰めた雰囲気の中で、時にひそやかに、時に高揚するように対話を繰り広げます。(輸入元情報)
【収録情報】
グバイドゥーリナ:
1. 三重協奏曲〜ヴァイオリン、チェロとバヤンのために(2017)
2. ヴァイオリンとチェロのためのソナタ『歓喜せよ!』(1981)
I. eure freude wird niemand von euch nehmen
II. freuet euch der freude
III. freue dich, rabbi
IV. nun ist er in sein haus zuruckgekehrt
V. hor auf deine innere stimme
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
ハリエット・クライフ(チェロ)
エルシュベート・モーザー(バヤン:1)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(1)
アンドルー・マンゼ(指揮:1)
録音時期:2018年4月19,20日(1) 2022年3月22,23日(2)
録音場所:Groser Sendesaal des NDR Landesfunkhauses(1) Rundfunks Berlin, Saal 3(2)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1、セッション:2)