『ガラ・マリインスキー２〜第２マリインスキー歌劇場ライヴ２０１３』　ゲルギエフ指揮、ネトレプコ、ボロディナ、ドミンゴ、他

ガラ・マリインスキーＩＩ〜第２マリインスキー歌劇場ライヴ２０１３
ゲルギエフ、ネトレプコ、ボロディナ、ドミンゴ、他

サンクト・ペテルブルクに聳え立つ「マリインスキー歌劇場」はもともとロシア帝国の皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設として君臨してきました。1783年に女帝エカチェリーナ２世の勅令により開設され、1859年には今の劇場が完成。翌年の1860年に、当時の皇帝アレクサンドル２世の皇后マリア・アレクサンドロヴァの名前に因んで「マリインスキー帝室劇場」と名づけられましたが、都市の名前の変遷に伴い、幾度となくその名前も変わってきたことでも知られています。スターリン時代には、共産党の指導者セルゲイ・キーロフの死を悼み「キーロフ劇場」と呼ばれました。この由緒ある劇場で、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『白鳥の湖』などの名バレエや、グリンカの『皇帝に捧げし命』やボロディンの『イーゴリ公』などロシアの名オペラが次々を初演されています。
　そんな歴史的劇場ですが、2013年には隣接地に建設されていた劇場新館が竣工し、ここで行われたこけら落し公演を収録したのがこの映像です。「Mariinsky II（第２マリインスキー）」と呼ばれるこの瀟洒な劇場が新たな歴史への第１歩を歩き出した記念の夜を彩るのは、ネトレプコやドミンゴなど当代最高の歌手たちと、ロシアの伝統を受け継いだ素晴らしい踊り手たち。そしてワレリー・ゲルギエフ。陶酔の夜へいざないます。（Arthaus）

【収録情報】
1.　プロコフィエフ：『ロメオとジュリエット』から
2.　ミンクス：『ラ・バヤデール』から
3.　J.S.バッハ／グノー：アヴェ・マリア
4.　ロッシーニ：『セヴィリャの理髪師』から
5.　フィガロのカヴァティーナによる幻想曲（G.ギンズブルク編）
6.　ムソルグスキー：『ボリス・ゴドゥノフ』から
7.　パヴロワとチェケッティ（音楽：チャイコフスキー）
8.　エチュード（音楽：チャイコフスキー）
9.　ビゼー：『カルメン』から
10.　シチェドリン：カルメン組曲
11.　チャイコフスキー：『イオランタ』から
12.　瀕死の白鳥（音楽：サン＝サーンス『白鳥』）
13.　Hey, Ukhnem
14.　ストラヴィンスキー：『春の祭典』から
15.　グノー：『ファウスト』から
16.　ロッシーニ：『ランスへの旅』から
17.　サン＝サーンス：『サムソンとデリラ』から
18.　レダと白鳥（音楽：J.Sバッハ）
19.　ワーグナー：『ワルキューレ』から／
20.　宝石、ダイヤモンド（音楽：チャイコフスキー）
21.　ヴェルディ：『マクベス』から
22.　モーツァルト：『ドン・ジョヴァンニ』から
23.　チャイコフスキー：『イオランタ』から

　アンナ・ネトレプコ（ソプラノ：21,22,23）
　オルガ・ボロディナ（メゾ・ソプラノ：17）
　セルゲイ・セミシュクール（テノール：6,23）
　プラシド・ドミンゴ（バリトン：19,22）
　アレクセイ・マルコフ（バリトン：11,22,23）
　エフゲニー・ニキティン（バス・バリトン：6,22）
　イルダール・アブドラザコフ（バス：4,22）
　ルネ・パーペ（バス：15,22）
　ミハイル・ペトレンコ（バス：13,22）

　デニス・マツーエフ（ピアノ：5）
　レオニダス・カヴァコス（ヴァイオリン：7）
　ユーリ・バシュメット（ヴィオラ：12）

　ウルヤーナ・ロパートキナ（プリンシパル・ダンサー：7）
　ディアナ・ヴィシュネヴァ（プリンシパル・ダンサー）
　エカテリーナ・コンダウローヴァ（プリンシパル・ダンサー）
　ウラディーミル・シクヤノフ（プリンシパル・ダンサー）
　マリインスキー歌劇場のダンサーたち
　ワガノヴァ・バレエ・アカデミー

　アカデミー・オブ・ヤング・シンガーズ
　マリインスキー歌劇場合唱団＆児童合唱団
　マリインスキー歌劇場管弦楽団
　ワレリー・ゲルギエフ（音楽監督、指揮）

　演出：ワシリー・バルカトフ
　美術：ジノヴィ・マルゴリン
　照明：ダミール・イスマギロフ

　収録時期：2013年5月2日
　収録場所：サンクト・ペテルブルク、第２マリインスキー歌劇場（ライヴ）

　収録時間：120分
　画面：カラー、16:9、1080i High Definition
　音声：PCMステレオ
　字幕：なし
　25GB
　Region All

　ブルーレイディスク対応機器で再生できます。