カールマン、エメリッヒ(1882-1953)

カールマン、エメリッヒ(1882-1953) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

37件
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  • カールマンの喜歌劇『妖精の謝肉祭』の全曲盤です。 ...

    投稿日:2021/09/04

    カールマンの喜歌劇『妖精の謝肉祭』の全曲盤です。 ミヒャエル・ブラントシュテッター指揮、ミュンヘン・ゲルトナープラッツ劇場管弦楽団の演奏で収録されています。 1915年に初演されたというこの作品は、こんにちではほぼ無名であるが、こうして聴いてみるとなかなか良い作品で、カールマンらしいハンガリー情緒豊かな、美しい旋律に溢れた隠れた名作でしょう。 ちらりと伯爵夫人マリツァのメロディも出てきます。 この盤は、ミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場で上演されたライヴ盤であり、劇場付きのオケと、同オケのカペルマイスターを2012年から勤めているブラントシュテッターの指揮で演奏されたもの。 演奏は知られざる作品を聴くにあたって問題なく、前奏曲のようにパワーのある演奏や、歌手のバックになればサポートを、この辺りは劇場のオケらしい。 歌手もほとんど知らない人ばかりですが、なかなかの熱演。 最後に盛大に拍手があるのでライブとわかりますが、それ以外には特にライブとわかる様なものはなく、録音もセッションと変わらない聴きやすいものです。

    レインボー さん

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  • カールマンの喜歌劇『愉快な騎兵』全曲盤です。 この...

    投稿日:2021/08/10

    カールマンの喜歌劇『愉快な騎兵』全曲盤です。 この作品はカールマンの喜歌劇の中でも初期にあたる作品で、たまに劇中のナンバーが取り出されて歌われたりしているが、全曲盤はかなり少ないはずである。 少なくとも現在唯一の現役盤であろう。 愉快な騎兵はカールマン最初のヒット作となった喜歌劇で、有名なマリツァ伯爵令嬢やチャールダーシュの女王の様にハンガリー風の濃厚なメロディが存分に出てきてなかなか楽しい作品だ。 これらを演奏するのは、ミヒャエル・ホフシュテッター指揮、ギーセン州立劇場フィルハーモニー管弦楽団。 オケナンバーではライヴ感全開の躍動的な演奏や、歌ものは伴奏に徹するなど座付きオケらしい演奏で、また歌手もなかなかの好演。 作品を知るには全く問題ないレベルでしょう。 ライヴ録音ですが音質は良好。 CDはプラではなく、デジパック仕様です。

    レインボー さん

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  • カールマンの喜歌劇『皇后ジョゼフィーヌ』の全曲盤で...

    投稿日:2021/08/04

    カールマンの喜歌劇『皇后ジョゼフィーヌ』の全曲盤です。 カールマンの作品の中でも大変珍しい作品で、カプリッチョ・レーベルに抜粋録音がありますが、全曲の現役盤はこれが唯一だと思われます。 演奏は近年レハールを中心に知られざるオペレッタをCPOに録音している、フランツ・レハール管弦楽団とマリウス・ブルケハルトの指揮です。 歌手はこのレハール音楽祭の常連歌手が占めています。 それだけに知られざるこの作品を聴く分にあたり、十分な水準の演奏で作品を知るには問題ないレベルだと思います。 ただ、作品自体がカールマンの他の作品と比べると平凡というかイマイチであるのも事実だと思います。 資料的価値の高い一枚でしょう。 録音は問題ありません。

    レインボー さん

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  •  主役シュコフ&シェレンベルガーの圧倒的な存在感が...

    投稿日:2020/01/02

     主役シュコフ&シェレンベルガーの圧倒的な存在感が凄いです。歌唱も見事だけど、お二人とも演技力が素晴らしく、史上最高のタシロ&マリッツァだと思います。 また、準主役のユリア・バウアー&マルコ・カトルの軽妙で爽やかな持ち味がこの舞台をより充実したものにしていますね。 特にバウアーは舞台姿が美しく、「ジュディッタ」(2003年)での好演(アニータ役)も忘れ難いものです。  当方 市販されているメルヴィッシュFのDVDはほとんど所蔵していますが、ベンケイさんのReviewにある通り 最も素晴らしい公演はこの「マリッツァ伯爵令嬢」(2004)だと確信しています。 ちなみに 第2位は「小鳥売り(1998、Mセラフィン&ラインターラー)、第3位は「ロシア皇太子」(2010、ラインプレヒト&シム)、第4位は「微笑みの国」(2001、ハーベルマン&サンゴー)、第5位は「ジュディッタ」(2003、ウシャコーワ&モンタツェーリ)でしょうか(笑)・・・

    ブラヴォー さん

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  • カールマンの喜歌劇『サーカスの女王』の全曲盤。 フ...

    投稿日:2019/08/03

    カールマンの喜歌劇『サーカスの女王』の全曲盤。 フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団&合唱団の演奏で1955年に録音された物です。 歌手は比較的知られていない人が中心で、まだ有名なのはサーリ・バラバシュでしょうか。 かなり古い録音ではありますが、年代のわりに音質は良好であり、そもそもあまり音源自体ないので、そういう意味では貴重な一枚です。 ボーナスでウィルヘルム・シュテファン指揮、ハンブルク放送管弦楽団による『チャールダーシュの女王』の抜粋収録が収録されていてこの音源はあまり見かけないので、こちらも貴重と言えるでしょう。

    レインボー さん

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  • 録音が無残なほどの大失敗。 この音楽祭はソロ歌手が...

    投稿日:2018/10/23

    録音が無残なほどの大失敗。 この音楽祭はソロ歌手がインカムをつけるようになって以降、声が全部耳もとで響く録音となり臨場感に欠けるようになったが、今回はそうした不満に応えようとしたのか、声を外から拾う試みを行って壮絶な失敗録音となっている。ソロのほとんどが完全に風で流された幽霊ボイスになってしまっていて、とてもじゃないがまともに聴ける状態ではない。これだったら、従前の録音方式の方が数千倍マシだった。こちらの方が現地で聴く音に近いとしたら、メルビッシュは大きな曲がり角だと思う。なぜかセリフなどはインカムから録音されていてまともである。 あまりに音の酷さが気になって他の要素はほとんど目に入らなかったが、演出も2004年の同演目上演(これはのちに昨年まで総監督をつとめたD・シェレンベルガー主演による見事な舞台だった)に大きく及ばない印象である。

    Naka3 さん

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  • カールマンの喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』の抜粋盤。 ...

    投稿日:2018/04/19

    カールマンの喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』の抜粋盤。 ヴォルフガング・エーベルト指揮、ウィーン交響楽団による演奏で1975年に録音されたもの。 歌手ではタシロ役のルネ・コロが1番のビックネームだろうか。 オペレッタはこの時代の録音らしく多少手を加えた編曲の楽譜を使っている。 マッテス盤のような正統派タイプの演奏だとやや安ぽい編曲で、どことなくミュージカル風だが、ツィンバロンも使ってハンガリーをここぞと表現していてこれはこれで楽しいあれんだ。 エーベルトはオペレッタの録音以外みた事はないが、濃厚な音楽を聴かせてくれ良い。 コロを筆頭とした歌手陣も悪くないので抜粋なのが残念。 録音は年代相応だが、十分聴けるだろう。

    レインボー さん

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  • カールマンの喜歌劇『チャルダーシュの女王』『伯爵夫...

    投稿日:2018/04/09

    カールマンの喜歌劇『チャルダーシュの女王』『伯爵夫人マリツァ』と、ベナツキーの『白馬亭にて』を収録したアルバムです。 カールマンの2曲は共に、フランツ・フォックス指揮、ベルリン交響楽団&リアス室内合唱団の演奏で録音されています。 歌手はサラ・バラバラーシュ、ルドルフ・ショックが主役を張っています。 一般的なこの喜歌劇の録音に比べオケの人数は少なめのようなのですが、それがバンドのような軽快さが出ており、またフォックスのメリハリあるタクトでなかなかの演奏に仕上がっています。 ベナツキーは、ヴェルナー・シュミット=ベルケ指揮、FFB管弦楽団による演奏。 作品自体ミュージカル風ですが、ここでのベルケの指揮は、流石オペレッタを得意としただけあり手堅く軽快かつ、楽しい演奏です。 歌手もなかなか。 尚、3曲ともハイライト収録ですが、録音の感じからして全曲はないでしょう。 但し、有名曲は入っています。 ワーナーからの発売ですが元々EMIが原盤で、同内容のCDが過去にEMIから出ていました。 今回ワーナーから初廉価発売されるにあたり特にリマスタリングなどはしていないようですが、録音年(1960〜1962年)を考えれば十分聴ける音質です。 また廉価盤らしく、楽曲解説、作品紹介等はライナーに記載がありません。

    レインボー さん

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  • 面白い! 「アメリカ国歌」、「アルプス一万尺」、...

    投稿日:2018/03/02

    面白い! 「アメリカ国歌」、「アルプス一万尺」、「ベートーベンの交響曲第5番」、「美しき青きドナウ」、「ファウストの劫罰」などの引用があったり、音楽を聴いているだけで楽しいが、これは対訳付きの国内盤でなくては、作品が理解できない。 そして実際の舞台で観たいものだ。 ボニングがこの作品を指揮しているのも興味深い。

    ユローヂィヴィ さん

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  • カールマンはオペレッタで成功する前は元々、純音楽の...

    投稿日:2017/10/01

    カールマンはオペレッタで成功する前は元々、純音楽の作曲家を目指していたそうで、幾つかの作品は好評を持って迎えられたものの、そのうち忘れられ、オペレッタの作曲家に転身した経歴を持ちます。 この盤に収録された『20の歌曲集』『4つのピアノ小品集』はまだ純音楽の作曲を目指していた若き日のカールマンの作品です。 オペレッタで見せる濃厚なハンガリー情緒豊かな曲を想像して聴くと、あまりの違いに面食らいます。 確かに後のオペレッタを思わせるような多少の民族色のある作品もあるのですが大多数は叙情的で美しく透明な作品でこんなのも書けるんだと驚きます。 ただ、良くも悪くも記憶に残らないので忘れられたのも無理はないのですが… 演奏者はいずれもハンガリーの人物で、他に音源もないであろう収録曲を聴く分には全く問題ない水準となっています。 2004年録音、音質良好。

    レインボー さん

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ありがとうございました

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