この商品の関連特集

幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat

カルロ・ゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047309029
ISBN 10 : 4047309028
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
509p;19

内容詳細

地獄は地獄をよぶ

金髪、碧眼の愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される帝国軍のターニャ・フォン・デグレチャフ魔導中佐。

冬までのタイムリミットを約二ヶ月と見積もった帝国軍参謀本部は積極的な攻勢か、越冬を見通した戦線再構築かで割れていた。
激論の末に導き出された結論は、攻勢に必要な物資集積の合間での『実態調査』。

実行部隊として、ターニャ率いるサラマンダー戦闘団は白羽の矢を立てられる。
進むべきか、踏みとどまるべきか?
逡巡する暇はない。

地獄が地獄を呼び、止めどなく激化してゆく戦争。
誰もが、守るべきものを心に抱き戦場に向かうのだ。
すべては「祖国」のために。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 鱒子 さん

    図書館本  自分たちが戦っている相手の正体が、コミュニストではなくナショナリストと気づいたターニャ、いやもう優秀過ぎる。そしてそれを受けたゼートゥーア閣下も。優秀な者、ポンコツな者が顕著に現れた今巻。人材不足の帝国軍にスカウトできるなら、タフネスの権化 メアリースーが是非とも欲しいところですが……。

  • hisa_NAO さん

    この題名で、仮想戦記モノで、ラノベ分類。が、実はどうしてどうして、かなり刺さるお仕事小説でもある。饒舌な主人公に喋らせる喋らせる。曰く、 「事故は、ちいさなミスの隠蔽が積み重なってひき起こされる。小さなミスを隠す組織に、大きな隠しきれないミスが止めを刺すことだろう。」 「一度犯してしまったミスは、対応されねば必ず繰り返されるのだ。」 「マニュアルで対応できない事態に対し、マニュアルに記載のない行動をとることが許されるのは、マニュアルを熟知している人間だけだ。」 凄みあるセリフの数々。 作者、何者??

  • なっぱaaua さん

    この本を読み進めていくと人事の仕事をしている錯覚にとらわれる。幼女とタイトルはついているが、ザ・サラリーマンの話でもある。それが戦争に繋がっていく恐ろしさ。情報戦も大事という本当にビジネスの話と共通しているのが、可笑しいのと背筋が寒くなる。相変わらずの読みにくさであるが、楽しく読めました。

  • 鐵太郎 さん

    史実の独ソ戦の泥沼感と一方的な結果をどう払拭するか、と言う一つの案でしょうか。人的にも物資的にもじり貧からどか貧に至りそうな銃後の経済状態の中で苦闘する帝国は、しかし今戦争を終えることはできない。ではどうするか。ならば、とターニャの中の人、つまり21世紀日本30代の捻た歴史・戦争マニアは考える。前提から考え直せないか。と言うわけで連邦、つまり国家としての(今の)ロシアと戦うのではなく、連邦を支配し人民を搾取している組織と共に戦おう、と呼びかけるのはどうか。──ふむ、これもまた一つの歴史改変かな。

  • RASCAL さん

    第5巻も500頁を超える大書だった。外交下手の帝国を取り巻く環境は刻一刻と深刻になっていく。ソ連っぽい連邦に攻め込まれ四面楚歌状態に。ターニャは正に孤軍奮闘。副題の”Abyssus abyssum invocat.” ラテン語で「地獄は地獄を呼ぶ」という意味だそうで、”The finest day”の3巻を頂点に帝国を取り巻く環境は悪化の一途。最終的には第一次、第二次世界大戦のドイツみたいなことになるのだろうけど、その歴史を知っているはずのターニャは、運命に抗えるのだろうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

カルロ・ゼン

2011年より小説投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行。同作はコミック化やTVアニメ化も果たす大ヒットシリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

カルロ・ゼンに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド