CD 輸入盤

カラヤン・エディション/ブルックナー、ワーグナー、R.シュトラウス、他(6CD)

カラヤン、ヘルベルト・フォン(1908-1989)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564633622
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ヘルベルト・フォン・カラヤン
オフィシャル・リマスター・エディション
ブルックナー、ワーグナー、R.シュトラウス、他(6CD)


1970年から1980年にかけておこなわれたEMIへのセッション録音から、ブルックナーの交響曲第4番と第7番、ワーグナーの管弦楽曲集、R.シュトラウスの『英雄の生涯』と『家庭交響曲』、J.シュトラウス、ブラームス、シュミット、フンパーディンクの管弦楽曲集を収録した6枚組ボックス。アナログ完成期からデジタル初期にかけての録音で、LP時代の音質は申し分ないものだっただけに、新たなリマスターによってさらなる音質向上も期待できます。

【ブルックナー】
1970年から1971年にかけてイエス・キリスト教会で録音された交響曲第4番と第7番を収録。流麗で壮大なスタイルによるブルックナー演奏の究極の姿としても話題になった名録音ですが、これまでのCDのリマスターは、LP時代の耽美的なサウンドとは若干傾向が違っていたので、今回の原点回帰リマスターは期待されるところです。

【ワーグナー】
1974年フィルハーモニーザールでの録音。『タンホイザー』序曲とヴェーヌスベルクの音楽、『マイスタージンガー』第1幕前奏曲、『さまよえるオランダ人』序曲、『パルジファル』第1幕前奏曲&第3幕前奏曲、『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死、『ローエングリン』第1幕前奏曲&第3幕前奏曲を収録。
 ワーグナーの管弦楽曲集は当時人気のあった企画ですが、カラヤンの2枚のアルバムは登場するなりその圧倒的な音質と演奏により絶大な評価を勝ち得た大傑作で、その音の良さは、オーディオ・ショップからも特別な45回転盤がリリースされるほど注目を集めたものでした。2012年にリリースされたSACDのリマスターでは、久々にその感動が蘇ったものですが、今回も同水準のリマスターが期待できるものと思われます。

【J.シュトラウス】
1975年フィルハーモニーザールでの録音。『こうもり』序曲、『アンネン・ポルカ』、『美しく青きドナウ』、『ジプシー男爵』序曲、『トリッチ・トラッチ・ポルカ』、『皇帝円舞曲』を収録。
 若い頃からJ.シュトラウスをよく指揮していたカラヤンは、録音も数多く遺していますが、最も流麗でゴージャスなのがこの録音です。

【シュミット、フンパーディンク、】
1980年フィルハーモニーザールでの録音。フランツ・シュミットのオペラ『ノートル・ダム』の間奏曲は、甘美なメロディと変化に富むデュナーミクが、カラヤンの芸風にぴったりでここでも素晴らしい演奏を聴くことができます。  ワグネリアン作曲家フンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』はカラヤンが若い頃から得意とした作品で、ここでの序曲も重量級のワーグナー風な迫力と軽やかで色彩的な魅力が同居した見事なものとなっています。

【ブラームス】
『悲劇的序曲』は、1970年イエス・キリスト教会での録音。豊かな残響とスタイリッシュなフォルムが、実に魅力的な仕上がりに結びついた名演奏。
 『ハイドンの主題による変奏曲』は、1976年、フィルハーモニーザールでの録音。『ドイツ・レクィエム』と同じセッションで録音されたこの演奏も、各変奏の明晰な描き分けよりは一貫した雰囲気を感じさせるのが印象的。どちらも非常に美しい演奏です。

【R.シュトラウス】
『英雄の生涯』は1974年フィルハーモニーザールでの録音。カラヤン得意の曲目で、録音も複数存在していますが、最も力に満ち、大きなスケールを感じさせるのがこの録音。シュヴァルベのソロも起伏に富むもので聴きごたえがあります。
 『家庭交響曲』は、1973年の録音。パリ公演でこの作品を取り上げた際にセッション録音されたもので、会場には、パリ管弦楽団の本拠地である「サル・ワグラム」が使用されています。そのため響きが柔らかく、中音域が豊かに響くこともあって明るめの色彩に感じられるのが面白いところでもあります。肝心の演奏は、カラヤンらしく管楽器のソロなどにも濃やかな配慮がうかがえるもので、強音部の迫力もなかなかのものです。(HMV)

【カラヤン・オフィシャル・リマスター・エディション】
没後25周年記念企画。カラヤンがEMIで制作した音源を、アビー・ロード・スタジオでオリジナル・マスターテープから新たにリマスターしたシリーズ。初登場となる音源も含まれる注目の大規模企画で、全部で13の限定ボックスがリリースされます。(HMV)

【新リマスター】
ヘルベルト・フォン・カラヤン没後25年記念盤のリリースに向け、4人のエンジニアがロンドンのアビー・ロード・スタジオで、オリジナル・アナログ音源を収録した歴史的EMIレコーディングを新たにリマスターしました。サイモン・ギブソン、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイは、EMIやその他のレーベルのアーカイヴ録音を長年にわたってリマスターしてきたエンジニアです。
 作業に取り掛かるにあたり、常に最初におこなうことは、ロンドンのEMIアーカイヴに保管されているすべてのレコードやテープを探しだし、さまざまなソースやすでにCDとして発売された多数の音源と比較するということです。
 次に、録音セッションについてエンジニアやプロデューサーが書き残した録音に関する記録ファイルをひとつひとつ参照します。そうすることで、テープのセットが複数存在する理由がわかることもあります。
 1940年代から1980年代にかけて収録された録音は、78回転のSPレコード、モノラルやステレオのアナログテープ(1/4インチ)など多岐にわたります。すべてのテープが良い状態で保存されており、録音の特徴を再現できるよう入念に調整した上で、1/4インチ テープ用のStuder社製A80の機材で再生しました。
 今回のリマスタリングによって、オリジナルのスタジオ サウンドに、より近い音質を再現することができました。Prism社製ADA-8コンバーターを使用してアナログから96 KHz/24 bitに変換し、SADiE社製Digital Audio Workstationに取り込んでいます。
 1970年代のカラヤンの録音の中には、1インチ、8トラックのアナログテープによるものもありましたが、私たちはそれを2トラックのステレオマスターテープにリマスターしました。8トラックのアナログを新たにステレオ ミックスすることにより、オリジナルのマスターテープを使用したかのような優れたサウンドを実現しています。例えば、ワグナーの前奏曲や、クレーメルが協演したブラームスのヴァイオリン協奏曲をお聴きになってみてください。これらはすべて8トラックのオリジナルテープをリマスターしたものです。
 そして、リマスタリング作業の最後に、EMI独自のアナログEQ(TG12412とTG12414 トーンコントロールボックス)を使用し調整をおこないました。リスナーの皆さまへ今までにないほど鮮明で繊細な音色をお届けいたします。(サイモン・ギブソン、2014年3月)

【収録情報】
Disc1
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1880ハース版)
 録音:1970年

Disc2
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
 録音:1970〜1971年

Disc3
・J.シュトラウスII:喜歌劇『こうもり』序曲
・J.シュトラウスII:アンネン・ポルカ
・J.シュトラウスII:美しく青きドナウ
・J.シュトラウスII:喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
・J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ
・J.シュトラウスII:皇帝円舞曲
 録音:1975年

・フランツ・シュミット:歌劇『ノートルダム』より間奏曲
 録音:1980年

Disc4
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
 録音:1976年

・ブラームス:悲劇的序曲Op.80
 録音:1970年

・ワーグナー:『タンホイザー』より序曲とヴェーヌスベルクの音楽
・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
 録音:1974年

・フンパーディンク:『ヘンゼルとグレーテル』序曲
 録音:1980年

Disc5
・R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』
 録音:1974年

・ワーグナー:『さまよえるオランダ人』序曲
・ワーグナー:『パルジファル』より第1幕への前奏曲
・ワーグナー:『パルジファル』より第3幕への前奏曲
 録音:1974年

Disc6
・R.シュトラウス:家庭交響曲
 録音:1974年

・ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と愛の死
・ワーグナー:『ローエングリン』より第1幕への前奏曲
・ワーグナー:『ローエングリン』より第3幕への前奏曲
 録音:1974年

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 4 in E Flat "Romantic" (Ed. Haas): I. Bewegt, Nicht Zu Schnell
  • 02. Symphony No. 4 in E Flat "Romantic" (Ed. Haas): II. Andante Quasi Allegretto
  • 03. Symphony No. 4 in E Flat "Romantic" (Ed. Haas): III. Scherzo: Bewegt - Trio: Nicht Zu Schnell
  • 04. Symphony No. 4 in E Flat "Romantic" (Ed. Haas): IV. Finale: Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 7 in E Major, Wab 107 (Ed. Haas): I. Allegro Moderato
  • 02. Symphony No. 7 in E Major, Wab 107 (Ed. Haas): II. Adagio: Sehr Feierlich Und Sehr Langsam
  • 03. Symphony No. 7 in E Major, Wab 107 (Ed. Haas): III. Scherzo: Sehr Schnell - Trio: Etwas Langsamer
  • 04. Symphony No. 7 in E Major, Wab 107 (Ed. Haas): IV. Finale: Bewegt, Doch Nicht Zu Schnell

すべての収録曲を見る >

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
何となく寄せ集めのプログラムという感を免...

投稿日:2015/10/28 (水)

何となく寄せ集めのプログラムという感を免れないけれども、この値段です、文句はないでしょう(私はその後にDGに録れた演奏が今イチ感を否定できなかったのでワグーナを目当てに買いました。それだけでも元を取れる価格)。この時代のカラヤンのEMI録音は、会場が途中で替わっているにもいるにも関わらず、長い残響時間に、そうだと埋もれそうな細部をマルチマイクで拾っているせいか、奔流のような溶け合った音響の中に管楽器などが明滅するという、いささか印象派的なーとはいえドイツ風に厚く巨大な音ですがー音づくりが特徴となっています。ちょっとオケの中に頭を突っ込んで聞いているみたいで、耳のすぐ隣で金管が咆哮したりすると、やや放縦な感じがしなくもありません。流線型のマニエリスムというカラヤンの「超」美学主義が横溢するというか。うまくいっている演奏では全体の流れとは別に細部のリズム感とか表情付けがフィットするのですが、うまくいかないとベタっとした感じになってしまう。とくにブルックナーは昔LPをもっていてそういう違和感を持ちました。禁欲的な所が少しもない演奏ですから。    再生装置も違うので今度のリマスターとは比較のしようもないのですが、今回のはそれほどには感じなかったため、全体としては楽しめました。上記の特徴と各リスナーがもつ曲のイメージの距離で判断が違ってくるのででしょう。とくに良かったのはワグナー、シュトラウス、ブラームス。ついでブルックナーで、首をかしげたのはJの方のシュトラウス。ブラームスなんかは渋さとは無縁の耽美的な演奏ですが、元々三番の交響曲(中間の二つの楽章)とか曲自体にもそういう要素があるわけだし、「ハイドン」の各変奏曲の描き分けも素晴らしい。レガートばかりがいわれがちですが、実はそれを成立たせているのは優れたリズム感ではないかな。ワグナーは元々「印象派」風なところがある(というかドビュッシーがワグナーにイレコんだけわけだけど)せいもあって、そのようなワグナー演奏として極致に達しているといってもいいでしょう。「トリスタン」は何故か音楽が流れない全曲盤よりも(またDG盤よりも)格段に良い。タンホイザーも主旋律以外の音の際立たせ方などが素晴らしく、こういうのをただゴージャスだけれど空虚な音響とだけしか捉えられないのはあまりに寂しい。シュトラウスは両方とも名演だけれど、「英雄」は私の趣味では少し流線型過ぎで、「家庭」の方が好きです、でもワルツは、VPOじゃなきゃいけないとはいわないけれど、ちょっと牛刀で鶏の感があります。なくもがな。    

mari夫 さん | 東京都 | 不明

3
★
★
★
★
★
ヴァーグナー(特にタンホイザー序曲等の入った...

投稿日:2015/03/02 (月)

ヴァーグナー(特にタンホイザー序曲等の入った第1集)はかつて10代にLPで聴いた際は音響の良さと合わせて(本気の)カラヤンの物凄さに打ちのめされました(ベルリン・フィルのタンバリンやカスタネット等の打楽器奏者の腕前の凄さが伝わってくる素晴らしいサウンドでした)。 しかし、LPを手放して後にCD(国内初期盤・24bitリマスター盤、ARTリマスター盤)で聴いても以前の感動が甦えることはありませんでした。エソテリック及びシングルレイヤーのSACDを聴き不満はかなり解消されましたが、それでもLPで聴いていたとき程ではないという印象でした。 その上でブルックナー目当てにこのセットを購入しましたが、ブルックナーやヨハン、リヒャルトの両シュトラウス等については、美しい響きが十分に堪能できてそれ程の不満は感じませんでした(ブルックナーは最初に出た3枚組のLPで聴いた際よりも響きが美しい気がしました。)。 価格も含めこのセットには十分満足しましたが、ヴァーグナーだけは失われた過去の想い出への未練が消え去りそうにありません。    

blue no water さん | 秋田県 | 不明

4
★
★
★
★
★
音質非常に素晴らしいと思います。一音、一...

投稿日:2015/01/07 (水)

音質非常に素晴らしいと思います。一音、一音が力強く、特に全盛期ベルリン・フィル金管群の巨大なスケール、パワフルで分厚く、それでいて非常にナチュラルな響きは、これまでの「CD」では再現できなかったものであり、通常の「CD」としては革新的かつ非常に優れたリマスタリングではないだろうか。ブルックナーは「イエス・キリスト教会」で録音されたものですが、「教会」の残響が見事に捉えられており、臨場感溢れた音質で、既出盤の音質を遥かに上回る音質であると言えましょう。サイモン・ギブソン、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、アラン・ラムゼイの4人がリマスタリングを行い、その中で中心となったのは「サイモン・ギブソン」氏とのことらしいが、今後もワーナーだけではなく、他レーベルでもその手腕を存分に発揮してもらいたい!特に「オルフェオ」レーベルにはぜひ「サイモン・ギブソン」氏に「カツ」を入れて頂きたい。「サイモン・ギブソン」氏の今後のご活躍を非常に期待致します!!

拝一刀 さん | 千葉県 | 不明

3

カラヤン、ヘルベルト・フォン(1908-1989)に関連するトピックス

おすすめの商品