ラトル&ベルリン・フィルのカルミナ・ブラーナ
2004年ジルヴェスター・コンサート
アイディアと閃き満載のラトルらしい演奏
毎年恒例のベルリン・フィルの『ジルヴェスター・コンサート』。話題を呼んだ2004年ラトルの『カルミナ・ブラーナ』がDVDとなって発売されます。メインの『カルミナ・ブラーナ』の他に冒頭に演奏されたレオノーレ序曲第3番とアンコールのハレルヤ・コーラスも収録され、大晦日のコンサートをまるまる楽しむことができます。
『カルミナ・ブラーナ』はオルフの出世作で中世の生命の息吹を大胆に表現しています。ラトルの独自性と、躍動感あふれるリズム、鮮烈で色彩溢れ、ドラマティックかつエネルギッシュな演奏を聴かせてくれます。ベルリン・フィルの重厚な響きを生かし、細部に渡ってデュナーミクを付け、ラトルならではのひらめきが沢山盛り込まれた快演。パワフルな歌手陣の歌唱も印象的。音質も良く、オーケストラ、歌唱陣ともに鮮明で十分に堪能できます。
アンコールはユージン・グーセンス編曲によるヘンデルの『ハレルヤ・コーラス』。同じイギリス人であり友人でもあったトーマス・ビーチャムに依頼され編曲されました。大晦日にふさわしい華麗な作品で、ラトル自身もアンコール前に『ジルヴェスターにふさわしい…. いつ演奏しても、盛り上がりすぎるくらいの曲です。』と解説しています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
・
オルフ:世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』全曲
・ヘンデル/グーセンス編:オラトリオ『メサイア』〜「ハレルヤ・コーラス」
サリー・マシューズ(S)
ローレンス・ブラウンリー(T)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ベルリン大聖堂国立合唱団少年合唱団員
ベルリン放送合唱団
サイモン・ハルジー(合唱指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
収録時期:2004年12月31日
収録場所:フィルハーモニー、ベルリン
画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、西、日本語
リージョン:0
収録時間:89分