アルファベティカル・アッシュベリー、ピアノ・ソナタ第4番、それはこのように起こる　ザ・グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック、他

ウォーリネンの作品集が新たにエディションとしてスタート！

BRIDGEレーベルで新たにシリーズ化されることになったチャールズ・ウォーリネン作品シリーズ第3集。前作はジェームズ・レヴァイン指揮による交響曲第8番ほか（BCD9474）、第1集は「ヴァイオリン作品集」（BCD9008）。今作から通し番号が付くことになりました。
　ウォーリネンはアメリカ東海岸を代表する存在で、特にアメリカで独自に発展を遂げた12音技法であるピッチ・クラス・セット理論の主導者の一人。ピアノ・ソナタ第4番は極めて抽象度の高い音楽で、その理知的で美しい響きの中にピッチ・クラス・セット理論の精髄を聴きとることができます。反面、近作の『アルファベティカル・アッシュベリー』『それはそのようにして起きる』では声楽を起用していることもあり、クリスタルのごとき硬質な響きの中にもロマンティック叙情が感じられます。『それはそのようにして起きる』はアメリカのピューリッツアー賞受賞作家の詩によるカンタータ。（輸入元情報）

【収録情報】
ウォーリネン：
1. 『アルファベティカル・アッシュベリー（ABC順の灰色）』〜プラニスフィアからの4つの詩 (2013)
2. ピアノ・ソナタ第4番 (2007)
3. それはこのように起こる〜ジェームズ・テイトの詩による4人の歌手と12奏者のためのカンタータ (2010)

　ジェフリー・ガベット（バリトン：1）
　カルロス・コルデイロ（クラリネット、バス・クラリネット：1）
　アンディ・コザール（トランペット：1）
　ウィリアム・ラング（トロンボーン：1）
　アン＝マリー・マクダーモット（ピアノ：2）
　シャロン・ハームス（ソプラノ：3）
　ローラ・メルカド＝ライト（アルト：3）
　スティーヴン・ブレンフレック（テノール：3）
　ダグラス・ウィリアムズ（バリトン：3）
　ザ・グループ・フォー・コンテンポラリー・ミュージック（3）
　チャールズ・ウォーリネン（指揮：3）

　録音：2014年5月（1）、2010年11月（2）、2014年1月（3）