ノルウェー新時代のヴィオリスト!
オスロ・フィルと弾くウォルトン&シンディング!
北欧の若きスター・ヴィオリスト、アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード!
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード[1994-]は、スカンジナビアの新たな黄金世代となるノルウェーの若きヴィオラ奏者。2012年「Eurovision Young Musicians」に参加して第1位、2013年のカロリーネ賞とアルヴェ・テレフセン音楽賞を受賞。リーソール室内楽音楽祭をはじめとするフェスティヴァルやコンサートで演奏、2014年にはスタトイル奨学金を受けています。2016年、BBCの「New Generation Artists」のひとりに選ばれ、2018年までの3年間に BBCの各地のオーケストラの他、さまざまなアンサンブルと共演することが決まりました。
「Lawo Classics」から登場するリングスタードのアルバムは、アルヴィド・エンゲゴールとアメリカのジョシュア・ワイラースタインが指揮するオスロ・フィルとの共演による、ウォルトンのヴィオラ協奏曲とシンディングの組曲というプログラム。クリスティアン・シンディング[1856-1941]の『古風な様式の組曲』は、彼がライプツィヒで学んでいた時期の作品で、ヴァイオリンとピアノのための曲として書かれ、後に作曲者自身により管弦楽共演版が作られました。トッカータ風の「プレスト」、バロックの時代を偲ばせる「アダージョ」、「ヴィルトゥオーゾ」の技巧をちりばめた「テンポ・ジュスト」の3曲から構成。1888年、ライプツィヒのC.F.ペータースが出版し、クライスラー、ハイフェッツといった当時のヴァイオリニストたちの愛好曲になり、ヴィオラやチェロのプレーヤーも演奏。ノルウェー後期ロマンティシズムの作曲家の代表作に挙げられる一作です。(写真:輸入元提供)(輸入元情報)
【収録情報】
1. ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
2. シンディング:古風な様式の組曲 Op.10
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(ヴィオラ)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮:1)
アルヴィド・エンゲゴール(指揮:2)
録音時期:2016年4月27-29日、10月17日
録音場所:オスロ・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(DXD 24bit/352.8kHz/セッション)