朗読で聴くシェイクスピアの傑作悲劇
シェイクスピア没後400年記念全集からの分売
シェイクスピアの没400年をむかえた昨年、シェイクスピア作品の朗読全集が100枚組CDで発売され大きな話題を呼びました。その中から5つの傑作悲劇を取り出し、コンパクトな14枚組でリリース。Argoレーベルが1950年代後半から1960年代に録音し、LPで発売されていた音源です。多くの名優たちの朗読で、シェイクスピアの代表作をお楽しみいただけます。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1-4
● ハムレット
Miles Malleson, Trevor Nunn
Disc5-6
● ジュリアス・シーザー
Tony Church, John Dover Wilson
Disc7-9
● リア王
William Devlin, Prunella Scales
Disc10-11
● マクベス
Derek Jacobi, Irene Worth
Disc12-14
● ロミオとジュリエット
Corin Redgrave, Prunella Scales
【シェイクスピア年表】
1564 イングランド王国、ストラトフォード・アポン・エイヴォンに、父ジョン・シェイクスピア[1531-1601]と母メアリー・アーデン[1537-1608]の子として誕生。生地のホーリー・トリニテイ教会で洗礼を受け、教区記録簿に Gulielmus, filius Johannes Shakspeareの名で登記。
1582 18歳でアン・ハサウエイ[1555-1623]と結婚。この時アンは26歳で妊娠3ヶ月。
1583 長女スザンナ[1583-1649]誕生。
1585 双生児の長男ハムネット[1585-1596]と次女ジュディス[1585-1662]誕生。
1590 『ヘンリー六世』第二部・第三部。
1591 『ヘンリー六世』第一部。
1592 『リチャード三世』、『まちがいの喜劇』。この頃までにシェイクスピアはエリザベス朝演劇の盛んだったロンドンに移り住み、俳優として活動する一方、劇作家としても人気を集めていたと考えられています。
1593 『タイタス・アンドロニカス』、『 じゃじゃ馬ならし』、詩篇『ヴィーナスとアドニス』。
1594 『ヴェローナのニ紳士』、『恋の骨折り損』、詩篇『ルクリースの陵辱』。宮内大臣一座の共同所有者に。
1595 『ロミオとジュリエット』、『リチャード二世』、『夏の夜の夢』。
1596 『ジョン王』、『ヴェニスの商人』。
1597 『ヘンリー四世』第一部、第二部。生地ストラトフォードに大邸宅を購入。
1598 『から騒ぎ』、『ヘンリー五世』。
1599 『ジュリアス・シーザー』、『お気に召すまま』、『十二夜』。グローブ座が完成、シェイクスピアも株主の一人に。
1600 『ハムレット』、『ウインザーの陽気な女房たち』。
1601 『トロイラスとクレシダ』。
1602 『終わりよければすべてよし』。
1603 エリザベス女王崩御。戴冠したジェイムズ一世が宮内大臣一座のパトロンとなったため、名称を国王一座(King’s men)と変更。
1604 『尺には尺を』、『オセロー』。
1605 『リア王』、『マクベス』。
1606 『アントニーとクレオパトラ』。宮廷で上演。
1607 『コリオレイナス』、『アテネのタイモン』。
1608 『ペリクリーズ』。
1609 『シンベリン』、『ソネット詩集』。
1610 『冬物語』。
1611 『テンペスト』。
1613 『ヘンリー八世』。『ヘンリー八世』上演中にグローブ座火災。
1614 グローブ座再建。
1616 シェイクスピア逝去、53歳。
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員と
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