流れる水〜ルーク・ウィットロック作品集
1978年、エクセターの音楽一家に生まれたウィットロックは、10代前半から作曲の勉強をはじめ、ダーティントン芸術大学を経て、現在はBBCのプロデューサーとして、ラジオ3とラジオ4で働いている人です。彼の作品は抒情的であり、ネオロマンティックの雰囲気を有していて、この親しみ易い音楽は、広く人々に膾炙するものです。ここに収録されている『古風な組曲』も、素朴な冒頭部分を聴いただけで驚いてしまう人も多いでしょう。もちろん曲が進んでいくと、現代的なテイストが支配するのですが。他の室内楽曲も、色々なジャンルの音楽を程よく取り入れた面白いもの。ここで演奏しているピアニスト、ダンカン・ハニーブーンの名技も冴え渡っています。(DIVINE ARTS)
【収録情報】
ウィットロック:
1. 古風な組曲(アルマンド/クーラント/サラバンド/ガヴォット/メヌエット/ジーグ)
2. 流れる水
3. 管楽三重奏のための3つの小品(影が落ちて/朝の冒険/真夜中の旅)
4. 夕べの祈り
5. フルート・ソナタ
6. ファウストとメフィストのワルツ
ダンカン・ハニーブーン(ピアノ:1,2,4,6)
アンナ・ストークス(フルート:3,5)
ジェイムズ・メルドラム(クラリネット:3)
ヴィッキー・クロウェル(ファゴット:3)
リー・ワイイン(ピアノ:5)
録音時期:2014年6月8日(3)、2014年7月6日(5)、2014年9月20日&2015年1月31日(1,2,4,6)
録音場所:イギリス、アカペラ・スタジオ(3,5)/ロイヤル・ウェルシュ音楽演劇大学、ドーラ・ストッツカー・コンサート・ホール(1,2,4,6)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)