チューリップ・タッチ

アン・ファイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024007
ISBN 10 : 4566024008
フォーマット
出版社
発行年月
2004年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,230p

内容詳細

少女の心の闇を救う手立てはあるか。チューリップと出会わなければ、あの天国と地獄のような強烈な日々はなかった。2人の少女の奇妙な友情、そして悲劇的な結末とは。ウィットブレッド賞受賞作、ついに翻訳出版。

【著者紹介】
アン・ファイン : 1947年、イギリスのレスターシャー生まれ。ウォーリック大学卒業。中学校教師や刑務所教師などを経て、1978年に作家デビュー。現代イギリスを代表する児童文学作家として、高い評価を得ている。主な邦訳作品に、『ぎょろ目のジェラルド』(カーネギー賞・ガーディアン賞受賞/講談社)、『フラワー・ベイビー』(カーネギー賞受賞/評論社)などがある

灰島かり : 国際基督教大学卒業。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想本屋【おとなの絵本屋 月舟書房】 さん

    狂った世界は子どもの心を黒く塗りつぶしていった。ホテルの雇われマネジャーをしている父の都合で引っ越してきたナタリーは、〈チューリップ〉という名の少女に会った。学校でも外でも二人は一緒に過ごした。そうじゃないと、お互い独りぼっちになってしまうのが分かっていた。彼女はいろんな遊びを思いつく。〈だんまりバカ〉〈おじゃま虫ごっこ〉〈死人クラブ〉、そして〈恐怖の夜〉。ある日、古い家畜小屋に火をつけた。大きな炎が空をなめ、黒い煙が立ち上るとナタリーの心の中でチューリップを繋いでいた糸が切れた……。痛々しく悲しい物語。

  • 星落秋風五丈原 さん

    周り全てを傷つけるチューリップは、桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』のヒロイン・海野藻屑を想起させる。但し海野藻屑は自分を虐待する父親に愛情を抱いていたからこそ嘘をついたが、チューリップのそれは父親の愛情とは無縁である。ナタリーは彼女から精神的にも物理的にも離れることができたが、チューリップ自身の問題は残ったままだ。。どんなに良いことをしようと思っても誉められず、悪いことをしても殴られるだけの彼女がこの後犯罪者の道を歩むことは確実だ。親が子供の最大の理解者で最愛の家族とは限らない。

  • 元素53 さん

    一言で言うとかなり衝撃的な作品でした。子どもが持つ残酷さに歯止めがかからないまま育っていく少女を同じ年の主人公の目線で語られて行く物語。児童書の区分に入ってはいるものの大人も読むべき内容ではないかと思います。恵まれない環境の中非行に走っていく子どもを、見て見ないふりをする大人こそが罪の意識を背負うべきではないか、鋭く切り込まれたようでどきっとしました。チューリップは今わたしの周りにもきっといる。

  • Nataraja さん

    以前2chで、”嘘をつくことをやめられない”というスレッドを見かけた。注目を浴びたくて認められたくて、とてもつまらないことで嘘をついてしまう。そんな自分が嫌で仕方がない。友達にも申し訳なく思う。でも気がつくと嘘をついている。ってな事が書いてあった。この本はそんな嘘つき少女と彼女と友達になった少女のお話。嘘つき少女の視点からは書かれていないので、何故嘘をつくのか、どのような気持ちでいるのかは想像するしかない。問題提起の本である。でも誰も答えをもっていない問題な気がする。良作です。是非読んでもらいたい一冊。

  • 青 さん

    なかなか重たくて突きつけられるような作品。ナタリーが友だちになったのは周囲を傷つけるチューリップ。彼女の育った環境を鑑みれば…なんていうのは大人の意見だろうけれど、同年代の中にも渦巻く同情と蔑み。ナタリーの決別によってさらに孤立するチューリップ。最後までナタリーの両親が少し離れた立場から好きなように物を言うのに対し、ナタリー自身は自分自身のやったことに対して自覚があるのが対照的で考えさせられる。

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アン・ファイン

1947年、イギリスのレスターシャー生まれ。ウォーリック大学卒業。中学校教師や刑務所教師などを経て、1978年に作家デビュー。現代イギリスを代表する児童文学作家。主な邦訳作品に、『ぎょろ目のジェラルド』(カーネギー賞・ガーディアン賞受賞/講談社)、『フラワー・ベイビー』(カーネギー賞受賞/評論社)な

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