『ザ・オンリー・ワン』　ノラ・フィッシャー、エサ＝ペッカ・サロネン＆ロサンジェルス・フィル

ロサンジェルス・フィル創立100周年のために
ルイ・アンドリーセンが作曲した、ジャズ、ポップスとの融合による大規模作品！

この作品『The only one』は、ロサンジェルス・フィル創立100周年のためにルイ・アンドリーセンが作曲したものです。またルイ・アンドリーセンにとっても80歳となる節目の年でもあります。
　この作品をアンドリーセンが書くにあたって、ベルギーの詩人Delphine Lecompte[1978-]の詩集からの、機知に富んだ、知的な、実験的で、狡猾な詩が取られています。この内容は、作詞作曲の素晴らしい伝統を持つ遠く離れたアメリカに向けられるものとして相応しい内容となっています。もうひとつに、クラシック音楽とポップ・ミュージックを融合させたダイナミックでクリエイティブなプロジェクトでも知られるアムステルダムを拠点とする活躍する歌手、ノラ・フィッシャーと出会ったことです。アンドリーセンは「彼女の多様性の深さは、作品の音楽言語に強く影響を与えました。この曲は、特定の種類のポップ・ソングやライト・ミュージックへ浮気したような美しいメロディーを作曲し、彼女の最高の表現力で歌われます」と語っています。
　オーケストラで通常使われる楽器以外に、ルイ・アンドリーセンの作品としては珍しくギターとベースが使用され、さらにハープ、チェレスタ、ピアノも使用されます。この録音は、2019年5月にロサンゼルスでの初演ライヴを収録したものです。この曲は、同年9月のBBCプロムスでも演奏されています。（輸入元情報）

【収録情報】
● アンドリーセン：『ザ・オンリー・ワン』

　ノラ・フィッシャー（ヴォーカル）
　ロサンジェルス・フィルハーモニック
　エサ＝ペッカ・サロネン（指揮）

　録音時期：2019年5月2-5日
　録音場所：ロサンジェルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）