アントニオーニ、フランチェスコ(1971-)

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CD 輸入盤

My River〜弦楽のための作品集 イ・ソリスティ・アクイラーニ、ヴラディーミル・アシュケナージ、ディミトリー・アシュケナージ、他

アントニオーニ、フランチェスコ(1971-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL97086
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


英文ブックレットではインタビュー形式で作曲者が収録作品を解説

アントニオーニ:「弦楽のためのバラータ」、「雪どけ後のオーロラ」、「影の上で」
イ・ソリスティ・アクイラーニ、アシュケナージ親子、作曲者、他


1971年にイタリア中部のテーラモに生まれた作曲家、フランチェスコ・アントニオーニの作風は豊富なアイデアが特徴的。このアルバムではイタリア中部の室内オケ「イ・ソリスティ・アクイラーニ」が優秀な録音によって多彩なサウンドを聴かせています。
  アルバム・タイトルの「わたしの川」は、エミリー・ディッキンソンの詩、私の川はあなたに向かって流れています:青い海、私を歓迎してくれるでしょうか?...に触発された曲(トラック7)に由来するもので、作曲家→演奏家→聴衆の流れに結び付けられてもいます。

 作品情報

◆ 「弦楽のためのバラータ」 18:13
中世イタリア「アルス・ノーヴァ」の作曲家フランチェスコ・ランディーニのバラード「春が来た」と、イタリア南東部サレント地方の暗い子守歌「狼が羊を食べた」に触発されたという作品。8つの弦楽器がミニマリズム風な手法も交えながら現代の新たなバラータ(バラード)を演奏。

◆ 「雪どけ後のオーロラ」 27:20
2017年3月にアシュケナージらによって初演された作品の3か月後のセッション得音。音域は似ているのに響きと運用が対照的なクラリネットとヴィオラの組み合わせに着目した二重協奏曲。第3楽章「愛の歌」では、パトリツィア・カヴァッリ [1947-2022]の詩のテキストが女声によりひっそりと聴こえてもきます。ヴィオラ独奏はノルウェーのアーダ・マイニク、クラリネット独奏はディミトリー・アシュケナージ、指揮はヴラディーミル・アシュケナージ。2020年に発売された「ヴィオラと弦楽のための音楽」に収録されていた音源。なお、楽譜に記載されたタイトルは「Northern Light, after the Thaw」となっていたので、ここでは「雪どけ後のオーロラ」と訳しておきます。

◆ 「影の上で」 16:54
弦楽オーケストラのチューニングのような混沌状態から次第に音楽が沸き上がり、サイレンや警報のような長い音を経て高速なミニマル・サウンドに移行する音楽。

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 演奏者情報

◆ イ・ソリスティ・アクイラーニ (室内オーケストラ)

1968年にイタリア中部、アペニン山脈の盆地の古都、ラクイラ(L'Aquila)で設立。古楽から現代音楽まで幅広い作品を世界各地で演奏。



 トラックリスト (収録作品と演奏者)

フランチェスコ・アントニオーニ [1971-]

◆ 8つの弦楽器のためのバラータ (2009) 18:13
1.I. Scorrevole 4:12
2. II. Dolce e scorrevole 8:10
3.III. Un poco mosso 5:51

  イ・ソリスティ・アクイラーニ
  フランチェスコ・アントニオーニ(指揮)

◆ 「雪どけ後のオーロラ」 (ヴィオラ、クラリネットと弦楽合奏のための二重協奏曲) (2017) 27:20
4. I. モノローグとダイアローグ 7:14
5. II. 雪どけと小さな小さな黄金 5:39
6. III. 愛の歌 9:26
7. IV. わたしの川 5:01

  ディミトリー・アシュケナージ (クラリネット)
  アーダ・マイニク (ヴィオラ)
  イ・ソリスティ・アクイラーニ
  ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)

◆ 「影の上で」 (弦楽オーケストラのための) (2013) 16:54
8. I. Allegro non troppo 6:05
9. II. Andante inquieto 4:32
10. III. Allegro leggero 6:17

  イ・ソリスティ・アクイラーニ
  フランチェスコ・アントニオーニ(指揮)

  録音:2017年6月、イタリア、チェラーノ、オーディトリアム "エンリコ・フェルミ"(「雪どけ後のオーロラ」)、2021年6月、イタリア、ラクイラ、オーディトリアム・デル・パルコ(「バラータ」、「影の上で」)br>
 Track list

Francesco Antonioni b.1971
My River

Ballata for eight strings (2009)
1. I. Scorrevole 4:12
2. II. Dolce e scorrevole 8:10
3. III. Un poco mosso 5:51

I Solisti Aquilani
Francesco Antonioni conductor

Lights, after the Thaw
Double concerto for viola, clarinet and strings (2017)
4. I. Monologues and Dialogues 7:14
5. II. «It was Thaw and Little by Little Gold» 5:39
6. III. Liebeslied 9:26
7. IV. My River 5:01

Dimitri Ashkenazy clarinet
Ada Meinich viola

I Solisti Aquilani
Vladimir Ashkenazy conductor

Sull'ombra for string orchestra (2013)
8. I. Allegro non troppo 6:05
9. II. Andante inquieto 4:32
10. III. Allegro leggero 6:17

I Solisti Aquilani
Francesco Antonioni conductor

I Solisti Aquilani

Violins: Daniele Orlando*◊, Duccio Ceccanti°, Marino Capulli*,
Federico Cardilli°*◊, Vanessa Di Cintio*, Angelo Di Ianni*, Teresa Giordano◊, Gian Maria Lodigiani◊, Hinako Kawasaki◊, Daniela Marinucci◊, Nicola Marvulli*◊, Azusa Onishi*◊, Francesco Peverini*, Antonio Pirozzolo*, Rocco Roggia°

Violas: Gianluca Saggini°*◊, Carmine Caniani◊, Luana De Rubeis*, Margherita Di Giovanni°*◊, Riccardo Savinelli*

Cellos: Giulio Ferretti°*◊, Chiara Burattini*, Simone De Sena°◊,
Kiung Me Lee*

Double basses: Matteo Gaspari* Alessandro Schillaci°◊

Artistic Director: Maurizio Cocciolito

° Ballata
* Lights, after the thaw
◊ Sull'ombra

Recording: June 2017, Auditorium “Enrico Fermi” Celano; June 2021, “Auditorium del Parco” L'Aquila, Italy

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