フィンランドの俊英ヨン・ストゥールゴールズ、アンタイル第3集は交響曲第1番
2008年から2015年までヘルシンキ・フィルの首席指揮者を担い、現在はBBCフィルハーモニックとカナダ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団の首席客演指揮者、ラップランド室内管弦楽団の芸術監督を務めているフィンランドを代表するマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズ。2014年〜2015年に発売されたシベリウス:交響曲全集とニールセン:交響曲全集、2つの「生誕150周年記念盤」の世界的ヒットによって一躍脚光を浴びた俊英ストゥールゴールズが2017年に新たにスタートした、ジョージ・アンタイルの管弦楽作品集。
第3巻では、前衛音楽の旗手として注目を浴びていた若きアンタイルが20代前半に書いた交響曲第1番『ジンガレスカ(ジプシー風)』を中心に、『金の鳥(The Golden Bird)』、『打ち上げ花火の夜想曲(Nocturne in Skyrockets)』の2曲の世界初録音を含む、アンタイルの作曲家人生全体にわたるコレクションを収録しています。
【収録情報】
アンタイル:
1. マッコンキーズ・フェリー(演奏会用序曲)
2. 世界の首都(バレエ音楽からの管弦楽のための組曲)
3. 金の鳥(ピアノのための 作曲者自身による管弦楽版)
4. 打ち上げ花火の夜想曲
5. 交響曲第1番『ジンガレスカ』
BBCフィルハーモニック
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
録音時期:2018年5月31日、6月1日
録音場所:サルフォード、メディア・シティUK
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)