アルフレッド・アドラー

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生きる意味 人生にとっていちばん大切なこと

アルフレッド・アドラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877232320
ISBN 10 : 487723232X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
329p;19

内容詳細

医師であり心理学者であるアルフレッド・アドラー(1870〜1937年)によって1933年に発表された名著『生きる意味』。2つの意味があるこの言葉を使って、アドラーはその主観的な面と客観的な面を描き出した。甘やかされた子どもたちはどう成長するのか。二つのコンプレックスとはなにか。母親と父親が子どもの成長に影響を与えることとは。なにが精神疾患を引き起こすのか。いちばん大切な「人生の意味」とはなにか。アドラーは、細かく明確な分析を行って「人生の意味」に迫った。

目次 : 自分と世界をどうとらえればいいのか/ 人生を読みとる心理学の道具や手法/ 人生の3つの課題に出会ったとき/ 肉体と精神はいかに影響しあうのか/ 体形、行動、性格/ 劣等コンプレックス/ 優越コンプレックス/ 育てにくい子どもたち/ 甘やかされたひとの架空の世界/ そもそも神経症とはなにか/ 性的倒錯者たち/ いったい「自我」とはなにか/ 母親と父親が子どもの成長に与える影響/ 白昼夢と睡眠時の夢/ 「生きる意味」とはなにか

【著者紹介】
アルフレッド・アドラー : 1870年〜1937年。オーストリア出身の精神科医。心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。実践的な心理学は、多くの人々の共感を呼び、アドラーリバイバルともいうべき流行を生んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジョンノレン さん

    アドラー初読み。大前提は人それぞれ、社会と仕事と愛の3つへの向き合い方に焦点を当てる。幼児期からの成長過程で生じる優越感と劣等感、取り分け後者に重きを置き甘やかされることの弊害が顕著とする。全般的に総論的に緩めにまとめてくるかと思えば、やや時代的な断定に違和感も。時に挟まれる臨床列は個別性高いがやはり脆弱な根拠で一般化に傾斜するのも面映い。基本共同体との円滑な協力や連携がベストでそれを盛んに強調するも臨床事例はとてもそこに持ち込めそうにない深刻なケースばかり。最新解剖学的治験から見ても古臭い感は否めない。

  • Kentaro さん

    わたしたちは生まれつきの能力、自分にできないこと、環境から受ける最初の印象をかなり自由に利用しながら、人生の始めに自分で行動原理を作る。個人は、到達できない理想の「完全」と自分を比べながら、つねに劣等感に包まれ、突き動かされる。どのような文化の時代でも、その思考と感情の枠内で、理想が作られる。「汝、殺すなかれ」や「隣人を愛せよ」は、人間の知識や感情から消えることはない。このような共生の規範は、共生の規範は、理想の共同体というアイデアにまとめられるもので、学術的に見れば進化の強力な推進、進化の目標なのだ。

  • ヒ さん

    仏教などハマりしている人から「あんたの考え方って本当に仏教と親和性が高いんだから仏教マジおすすめ、あとアドラーの嫌われる勇気もベストセラーだけどあんたの言ってるようなこと書かれてるから読んでみてよ」と言われて、仏教は手元に柳宗悦の「南無阿弥陀仏」しかない(!)のでアドラーのこれをなんとなく選んだ。アドラーのいうことと私の思っていることは、欲求の諦め方という部分で共通しているから勧められたのかなと推測するけれども、アドラー自身は共同体感覚≒全体主義を根拠に個人の奔放な欲求を制限しようとしているように思えて、

  • ピラミッド さん

    いきる意味=共同体感覚を養い常に成長していくこと ってことで良いのか? 一時期流行したアドラー心理学で有名なA.アドラーを今さら読んでみたが、心理学というよりむしろ宗教っぽいのも相まって主張に首肯しづらい読みづらい。多分邦訳も大分悪い。流行っていたからとりあえず刊行しときゃ売れるだろうっていう計算かな。スパッと言いたいこと言ってる感じは伝わってくる。こうじゃないと生きてる価値ないしただ消えていくだけだよ、と聞いて発奮できる人には良いかも。共同体なんかどうでも良いという人にとっては説教臭い。

  • ピザまん さん

    人類は共同体意識を高めることが存在の目的、ということか。それはさておき、 訳者の日本語が難解だった。

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