アドラー:室内楽と器楽曲集
1928年ドイツ生まれの作曲家・指揮者、サミュエル・アドラー。彼はユダヤ音楽をアメリカ国内に広めた功績で知られていますが、オリジナルの作品も聴きごたえがあります。このアルバムに収録された室内楽と器楽作品の作曲年代はほぼ60年間にわたっており、初期の躍動的なヴァイオリン・ソナタから、2014年の弦楽四重奏曲第10番まで作風の変遷を追うことで、作曲家の音楽的肖像を楽しむことができます。
弦楽四重奏曲を演奏するカサット四重奏団は、ヴァイオリニスト大谷宗子が在籍する現代曲を得意とアンサンブル。切れ味鋭い演奏を聴かせます。(輸入元情報)
【収録情報】
アドラー:
1. 幻想曲〜独奏ピアノのために (2014)
2. ヴァイオリン・ソナタ第2番 (1956)
3. ミルトンの思い出に〜無伴奏ヴァイオリンのために
4. ヴァイオリン・ソナタ第3番 (1965)
5. 記念論文集〜独奏ピアノのための祭典 (2007)
6. 貴方の歌が我が心を広げ〜独奏ピアノのために (1980)
7. ヴァイオリン・ソナタ第4番 (1989)
8. 弦楽四重奏曲第10番 (2014)
ミシェル・ロス(ヴァイオリン:2-4,7)
マイケル・ブラウン(ピアノ:1,2,4-7)
カサット四重奏団(8)
大谷宗子(ヴァイオリン)
ジェニファー・レシュノワー(ヴァイオリン)
アー・リン・ヌー(ヴィオラ)
エリザベス・アンダーソン(チェロ)
録音時期:2021年6月17,19日(1-7)、6月29日(8)
録音場所:ニューヨーク、Oktaven Studio, MountVernon
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(1,3,5,6,8)