ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルによる、
アデスの新作、バレエ音楽『ダンテ』の録音盤登場!
2021年のイタリア最大の詩人ダンテ・アリギエーリ没700周年記念の一環として発表された、ダンテの死後の世界をめぐる壮大な旅として、壮大な叙事詩「神曲」をテーマに現代アートシーンの先駆的な芸術的コラボレーションによって実現されています。
英国ロイヤル・バレエ団とロサンジェルス フィルハーモニックとの初の共同制作では、ロイヤル・バレエ団のレジデント振付師ウェイン マクレガーの画期的な振り付けによって、21世紀で最も影響力のある音楽家のひとりである作曲家兼指揮者のトマス・アデスに作曲を依頼し融合を重ねています。2019年10月にドゥダメル(指揮)ロサンジェルス・フィルによって第1部『インフェルノ』の部分が初演され、2021年10月に英国ロイヤル・オペラ・ハウスにて、数々の受賞歴を誇る映画やドラマにおける先駆的な作品で知られ高く評価されているビジュアル・アーティストのタシタ・ディーン、照明デザイナーのルーシー・カーター、脚色にウズマ・ハミードを起用し、3部構成の作品としてダンテの並外れたビジョンによって上演されました。
「純粋なフランツ・リストの曲にさまざまな形で混在したもので、自分がリストの曲を演奏しているうちにファンタジー、または即興的なカデンツァを始めるようなもので、徐々に違うものに変化していくといった感じです。それは明瞭な変化ではなく、どこか不気味で、けっこう気に入っています」と、アデスは語っています。
この演奏は、2022年4月28〜30日、ロサンジェルス、ウォルト・ディズニー・コンサートホールでのライヴ録音で、アデスの作品の最も良き理解者であるグスターボ・ドゥダメルと、手兵ロサンジェルス・フィルによって、圧倒的なパワーと表現力で演奏を行っています。また近年評価が高くグラミー賞も受賞しているアレクサンダー・リペイ&ドミトリー・リペイがレコーディング・エンジニア&マスタリングを務めています。(輸入元情報)
【収録情報】
● アデス:バレエ音楽『ダンテ』全曲
ロサンジェルス・フィルハーモニック
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
録音時期:2022年4月28-30日
録音場所:ロサンジェルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
レコーディング・エンジニア&マスタリング:アレクサンダー・リペイ&ドミトリー・リペイ